北米、欧州、アジアなど世界が熱波や豪雨の猛威にさらされている。アメリカでは西部アリゾナ州フェニックスで18日、43.3度を超えた日が19日連続となり、1974年の18日連続の最長記録を破った。欧州では、スペインやイタリア、ギリシャなどが猛暑に見舞われている。ギリシャではアテネ近郊などで山火事が収まらず、火の手は住宅地にも達している。スイス南部でも森林火災が続き、住民が避難を余儀なくされた。アジアも猛烈な暑さに見舞われている。中国では北西部の新疆ウイグル自治区トルファン市で16日に52.2度を観測。気象当局によると、7月中旬としては国内最高記録となった。そのような中で、スペインでは総選挙が行われている。各陣営は街頭での選挙活動を中止し、屋内に切り替えているという。23日、今日、投開票が行われる。サンチェス首相率いる中道左派与党・社会労働党は議席減が見込まれる中での選挙だ。一方、政権批判を展開して支持を集める中道右派の最大野党・国民党が世論調査で終始リードを保ち、第1党の座をうかがう勢いだそうだ。国民も、首相もこの暑さで、もうやけっぱちだ。くちなし亭、2023.07.23)
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