東日本大震災の後、特に福島原発事故の後、ドイツは大使館機能を大阪に移転し、震災への救援チームも、すぐに本国へ帰還させた。スイスやアメリカやイギリスなどの国々の救援チームが必死の救援活動をしている。していただいている中でである。一方、北アフリカ、リビアではカダフイー大佐の政府軍が圧倒的な軍事力を使って、蜂起した民衆に対し、攻撃を強めていたが、国連の決議をもとに、英米仏が政権側の軍事施設に対し、空爆を開始した。これによって、崩壊寸前の反政府勢力の危機はひとまず免れたようだが、ここでもドイツである。同じイスラム圏のトルコが英米仏の行動を抑制しようとするのは分かる。しかし、ドイツはNATOの指揮権が優先するという主張を繰り返し、間接的であるが、英米仏の軍事行動を非難した。国民性の違いはあるだろう。それぞれに、それぞれの正当な理由があるだろう。けれど、私としては、選べと言われれば、英米仏のほうを友達としたい。
Y-FP Office Japan
歴史の好きな皆さん。Y-FP の時代小説もご覧ください。
Y-FP Office Japan
歴史の好きな皆さん。Y-FP の時代小説もご覧ください。