関が原へ(04) 2019年10月30日 | 出版 名古屋の精神病院に母を見舞い、兄の家族とともに話をしているうちに、母が小生のことを認識し始めたようだ。それはそれで面白くもない。そうこうするうちに停電が終わり電灯はついたものの、まだエアコンが効いていないのか病室内はいまだ暑苦しく、さらに尿漏れの匂いなのか異臭がかすかにただよっている。その場にいつまでもいることがきつくなってきた。義姉のいうに、その病院が経営している特養が近くにあるから、そこに小生 . . . 本文を読む