市民ネットワーク千葉県主催の勉強会に出席しました。


皆さんは「地域共生社会」って聞いたことがありますか?
高齢者も障害者も子育て中も生活困窮者も、支援する人もされる人も、みんな丸ごと地域で支えあって暮らせる地域社会。
今、国がその具現化に向けて改革を進めようとしているところです。
例えば、高齢者は高齢者施設、障害者は障害者施設と分けられるのではなく、どちらも支援できるように法改正が行われたり、ワンストップの総合相談窓口を設けたり。
これだけ聞くと良いことばかりのようにも思えますが、そうでもなくて・・・。
改正された社会福祉法をよく読むと
「地域住民等は・・・(略)・・・関係機関との連携等によりその解決を図るよう特に留意するものとする」
と書いてあります。
つまり、主語は自治体などではなくて、私たち住民というところに注目。
「地域住民の主体性との美名のもとに、生活問題が解決されず放置される可能性がある。これは政府による『我が事・丸ごと、丸投げ』です」と講師の芝田先生。
自治体の責任を曖昧にして地域住民に丸投げすれば、地域間格差は拡大し、地域も疲弊していくでしょう。
そりゃあ地域住民で支えあうことは大事。これまでも、あちらこちらの地域で自発的に地域福祉が取り組まれてきました。
けれど上から一方的に「福祉を担え」と言われても・・・というのが私たちの本音ですよね。
政府の動きや市の取り組みを注視していきたいと思います。


皆さんは「地域共生社会」って聞いたことがありますか?
高齢者も障害者も子育て中も生活困窮者も、支援する人もされる人も、みんな丸ごと地域で支えあって暮らせる地域社会。
今、国がその具現化に向けて改革を進めようとしているところです。
例えば、高齢者は高齢者施設、障害者は障害者施設と分けられるのではなく、どちらも支援できるように法改正が行われたり、ワンストップの総合相談窓口を設けたり。
これだけ聞くと良いことばかりのようにも思えますが、そうでもなくて・・・。
改正された社会福祉法をよく読むと
「地域住民等は・・・(略)・・・関係機関との連携等によりその解決を図るよう特に留意するものとする」
と書いてあります。
つまり、主語は自治体などではなくて、私たち住民というところに注目。
「地域住民の主体性との美名のもとに、生活問題が解決されず放置される可能性がある。これは政府による『我が事・丸ごと、丸投げ』です」と講師の芝田先生。
自治体の責任を曖昧にして地域住民に丸投げすれば、地域間格差は拡大し、地域も疲弊していくでしょう。
そりゃあ地域住民で支えあうことは大事。これまでも、あちらこちらの地域で自発的に地域福祉が取り組まれてきました。
けれど上から一方的に「福祉を担え」と言われても・・・というのが私たちの本音ですよね。
政府の動きや市の取り組みを注視していきたいと思います。