市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

健康を左右する本当の要因

2017-05-20 | 健康
今日は暑い一日になりましたね。
市内の中学校では一斉に体育祭が開かれて、私も地元の八幡中学校から招待を頂いていたのですが、東京渋谷でのセミナーに申し込んでしまっていたので、やむなく欠席しました。

セミナーのテーマは、医療政策。地方議員向けで医療をテーマにしたセミナーって、意外に少ないんです。
しかも、今日のお題が「エビデンスに基づく健康政策」!
この「エビデンスの活用」っていう視点がまたいいんです。このタイトルにひかれて、受講を申し込みました。



エビデンス(科学的根拠)に基づいて事業を行うのは民間では当たり前かもしれませんが、残念ながら行政ではまだまだ少ないと思います。健康政策ではなおさらです。
例えば検診でも、確かな効果が確認されている検診とそうでない検診が実はあるのですが、「効果がありそうだ」という単なる思い込みや「国や県から補助金がもらえるから」という理由で、漫然と行っている場合が多い。そこに根拠がないのです。


それから、これは面白いグラフですよ。


高齢者が入院した場合、サポートしてくれる人数が多いほど長く生存した、というデータです。


これは女性の場合です。介護者によってこんなに差が出るなんて!
因みに男性の場合は、この反対の結果になるんだそうです。若い女性がいいんですって(^^ゞ。


定年を迎えてからどう過ごすか。ボランティアや趣味のサークルなど、たくさん所属している方が元気でいられる、という統計です。

つまり、こういうことなのだそうです。


タバコを吸うよりも、孤独でいる方が健康に悪いなんて!!
住民の健康増進のための最優先施策は、「つながりを豊かにすること」なんですね・・・。

「ほんとなの?」と疑る方もいるでしょうが、これがエビデンスが語る真実なのです(^.^)。

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