市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

「地域おこし協力隊」を訪ねて

2017-05-04 | 日々のあれこれ
「広報いちはら」の5月1日号。
最後のページに、「地域おこし協力隊」の高橋洋介さんの記事が掲載されています。

地域おこし協力隊とは、人口減少・高齢化に直面する地方の自治体が、都会の若者を受け入れ、地域に根ざした活動に取り組んでもらうことで、地域活性化につなげるというプロジェクトです。
例えば、地域の行事やイベントの応援、地域ブランドや地場産品の開発・販売・プロモーション、商店街活性化、 耕作放棄地再生、 環境保全活動、高齢者の生活支援などなど・・・。
総務省が音頭を取って平成21年から全国で推進していて、昨年度は約4000人の若者が約900の地方自治体で活動しました。千葉県ではいすみ市が13名もの隊員を受け入れています。
実は市原市は3大都市圏域に含まれているので、「市原市って都会?地方?」と問われれば一応「都会」なのですが、過疎化が深刻な南部地域を対象に、地方創生戦略の一環として市が隊員を募集したところ、数名の応募者の中から選ばれたのが高橋さんという訳です。

広報紙には、高橋さんの紹介とともに、こんな告知が載っていました。
古民家を改装した自宅で活動を報告。 これからの南市原について、高橋さんと考えてみませんか?』

ならばとさっそく訪ねてみました。
高橋さんの活動拠点兼ご自宅のある南市原は朝生原まで・・・。

養老渓谷駅から車で数分の集落の中にある古民家。懐かしい田舎の風景です。




広い縁側を見ると、やっぱりこうして座ってボーっとしたくなりますね(笑)



縁側に接した広間の机には、高橋さんがこれからこの地で活動したいこと、アイディアを綴った資料が、たくさん並べられてありました。


高橋さんは都内でグラフィックデザイナーとして働いてらしたのですが、元々は市原市のご出身です。場所を選ばない仕事なので、委嘱期間は3年間ですが、その後もずっとここに根を下ろして自分の職能を生かしつつ地域のために活動したいと、夢を語って下さいました。

今年度の予算では、地域おこし協力隊事業として1400万。うち協力隊への報奨金は460万。この予算で今年もう一名増員する予定です。市の事業である以上、行政が適切なサポートをして、その成果をしっかり地域に波及させていかなければなりません。
私も陰ながら自分のできることで応援していきたいと思います。

高橋さんを囲んで。


実際にお会いすると、広報の写真よりも実物の方が断然イケメン!!
まだ20代で花嫁募集中ということですが、募集なんかせずとも、若い女性が高橋さん目当てにワンサカ訪れるのでは?
・・・なんて、ついからかってしまいました(;^ω^)。

皆さんもぜひ高橋さんを訪ねて、これからの南市原について語ってみては?

皆さんの応援が励みになっています


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