市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

伝える技術

2012-11-18 | 日々のあれこれ
最近ちょっと感激したこと。

一昨日の夜、若葉中学校にて、市の防災課による津波の際の避難や避難所運営についての説明会がありました。
市原市の津波浸水予測では、基本的には浸水の恐れはないとされているのですが、
万が一防潮水門の閉鎖が間に合わなかった場合、五井地区の一部が浸水するとされたため、該当地域の住民の要請によって開かれたものです。



担当職員が映像を使って説明したのですが、その説明がとてもわかりやすかったんです。
説明の基となる「市原市津波避難計画」は、市民にとって少々とっつきにくい資料なのですが、難しい言葉はすべて平易な言葉に置き換え、視覚的に理解しやすいようによく整理されていて、感心してしまいました。
市民に伝える技術・・・。これからの行政職員にますます求められるものですね。議員ももちろん、然り。

今日は、本会議の通告を前に、質問したいことをあれこれ整理したり、調べたり。脳がまたふやけている状態です(笑)
私も、聞いている市民にわかりやすい質問にしなければと毎度四苦八苦しているのですが、さてどうでしょうか?


(余談ですが、ニュースをわかりやすく伝える第一人者のジャーナリスト池上彰さんは、私と同じ松本市出身、高校も同じなんです。そんなこともあって、とても尊敬し、また目標にしている方なのです。以上、プチ自慢でした(笑))



明日早朝は、刷り上がったばかりの通信を手に、八幡宿駅に立ちます。
また1週間、頑張ります(^^)/



写真をもう一枚。

一昨日行われた市役所本庁舎の避難訓練の様子です。

走り続けた20年

2012-11-18 | イベント
幕張メッセ国際会議場にて開催された、市民ネットワーク千葉県の20周年記念シンポジウム。



第1部は「ネットのエネルギー政策」発表。
○原発即時ゼロ
○再生可能エネルギーへの積極的転換
○省エネ社会の実現
が3つの柱です。

第2部のシンポジウム、シンポジストは、
秋葉忠利 元広島市長、上原公子 元国立市長、山口二郎 北海道大学教授 のお三方。
地方の政治における市民力、間近に迫る選挙、脱原発など、それぞれ示唆に富んだお話で、いい刺激になりました。




市民ネットの始まり、原点はせっけん運動でした。
合成洗剤を追放してせっけんの利用をめざす条例の制定を議会に働きかけたものの実らず、それならば自分たちの中から議員を送り出そうと、議会活動がスタートしたのです。
これまでに送り出した議員の総数は54人(うち現職は14人)。
議会通信の発行、ボランティアによるお金をかけない選挙、市民参加と情報公開といった議会活動・・・
ダイオキシン、子どもの貧困、格差社会といった社会問題の概念・・・
今では当たり前に語られていますが、いずれも市民ネット発だということを知る人は少ないのではないでしょうか。
手前味噌ですが、常に時代の10歩先を読んでいる市民ネットなのです。先を読みすぎて、議会ではなかなか理解してもらえないことが多いのが苦しいところです(^_^;)。

でも、ほんの数年前までは、
「市民ネットワークって、何かのサークル?それとも宗教?」
などと聞かれることも多かったのですが、今ではそんな声も少なくなってきました。活動が少しずつ浸透してきていることも事実です。


おりしも来月16日の衆議院選挙が決まったものの、誰に入れたらいいのやら国の政治は混とんとするばかり。
これからは、お任せではなく、地域の政治は市民一人一人が動かすという意識が必要です。
そんな時代にあって、20歳になった地域政党・市民ネットワーク千葉県が果たす役割も、ますます重要になっていくと思います。
私も、常に少数者・弱者の声を代弁することを忘れずに、広い視野を持って真摯に活動することを改めて心に誓いました。

みなさま、これからもどうかよろしくお願いいたします(^^)


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