孤独の自由と欲張らない実践=頑張らない~楽になるブログ

個人意識丸出しながらも、欲張らない、見栄張らない、頑張らない、無理をしないで楽に生きる実践

…生き物を育てる人に悪い人はいない…そうです。

2016年06月07日 | Weblog
牛舎のオーナが牛糞堆肥の無人販売をしているのですが、お金を入れずに持ち帰る人がいないから常に帳尻が合うそうです。
そしてオーナ曰く…生き物を育てる人に悪い人はいない…そうです。

然るに自然豊かな過疎地で居残り続けている人に悪い人はいません。
そして自力と自信の精神力も豊かです。

ちなみに過疎地暮らしが嫌になって山を下りて行った人が多いなかで、その過疎地で「物を生み出す」物つくりをしながらにして居残り続けるだけの自力と自信の精神力があるからです。

ちなみに前回の書き込みでアイスランドの岩と石ころだらけの畑とはいないような場所で小粒なジャガイモを収穫しそれを主食にして生き残っている事例を書いたように…
どんな時代でも・どんな時でも・極限状態になっても、生き残れるのは物を作り出す第一次産業です。

何たって自然の恵みである種をまき、その自然の力でもって育て、その自然の恩恵でもって収穫する、その繰り返しだけで生きて行けるのです。

ところが漁業は異なります。
何故なら種をまかずにして上手い具合に捕獲採取する(泥棒並みの)良いとこ取りが主体です。
だから漁業資源が枯渇することにもなるのです。
その反省からして種をまいて育てる、すなわち人工ふ化の稚魚の放流や生け簀でエサを与えて育てたり海藻の養殖をするようになりました。

然るに自然界の恩恵を受けながらも他力依存にしてその良いとこ取りをする安易な生き様と、同じ自然界の恩恵を受けながらも自力でもって何とか生きて行く精神力の違いがあります。

ところが過疎地のみならず全国的に荒廃した田畑が目立ちます。
然るに自力で生きることよりも他力で生きることが多くなったからです。

そのしっぺ返しが自然災害なのですが、その自然災害のみならず諸々の他力依存からして自然環境がおかしなことになってやがて食うにも困る時が来るでしょうから、果たして生き残っていけるでしょうか、

ところが…犬猫畜生や作物収穫などの動植物に関わってその「結果」を出すことは…自己満足と不平不満の苦楽になるだけです。

それだから…余計なことを無理しないで素朴謙虚にして生きて行く自己縮小の精神心構え「原因」意識が重要になるのです。

然るに結果の苦楽・喜怒哀楽の矛盾や偽善の積み重ねで生きるのではなくして、
自分さえ良ければの個人意識丸出しの正直でもって自己縮小の実践をし続け、また人様の事を気にしない己が思うがままの自由に生きて行くなかで、己の自力自信の精神力を高め磨くことになればいいのです。