「恨みっこ無し」が本来の人間関係です。

人間は「肉体」「感情体」「精神体」から成り立っていますから、精神世界で生きることを意識していても性欲や人情愛情や恋愛があっても当然になります。

また自分さえ良ければの個人意識を持っていますから、精神世界を意識していてもそれは「自分の為」にしていることになります。

なのにそれを世の為・人の為にしていると思えば偽善になります。

然るに外向けに善を成すことは自分を偽り人を裏切る偽善行為になります。

だから人様を好きになって愛していると思うのは、己の感情の伴った特別な人情愛情になりますから、自然体の愛ではありません。

だから人情愛情の裏には憎しみ憎悪や嫉妬や破壊意識が隠れていて当然ですから、それが表に出ると裏切りの別離・別居や破談・破綻にもなるのです。

ところがよく考えると赤の他人同士が勝手にくっ付いたり離れたりしているだけですから、元からして赤の他人だったのです。

その赤の他人同士の結び付き＝個人意識丸出しの同類関係＝と言うことは、誰も皆が「お互い様」と「お陰様」の関係だったのです。

だから「どっちもどっち」で「双方ともに」＝恨みっこ無し＝が本来の人間関係だったのです。

だから現れ出た結果に良いも悪いも無く＝当然の結果＝なのです。

然るに「成るようになった」だけのことです。

だから大げさな問題ではなかったのです。

なのに何で大げさな問題になっているのでしょう、
それが「特別」に思う＜特別意識＞に原因があったのです。

然るに先ほどの感情体の特別な人情愛情が原因だったのです。

だからその特別な感情で悲しみ腹立て怒り憎しみ、その仕返し報復、制裁成敗、破壊破滅にまで至るのです。

すなわち内輪もめの喧嘩にも、派閥組織の紛争抗争闘争にも、国家を巻き込む戦闘戦争の破壊意識にも、そして核ボタン一つの人類の断末魔にも及ぶのです。

だからその「特別意識」を無くすることが精神世界であり、それが自由平等調和の人間関係を築く基となるのです。

ところがどっこい、個人意識丸出しで生きているからにはこの世人間関係ではまったく無理なことで無駄で余計なことになるのです。

だから世の為・人の為ならぬ「自分の為に」特別意識を出さないようにして生きていくしか他に道は無いと書いているわけです。

それが頑張らない～欲張らない～見栄張らない～、無理しない～で楽に生きる、その自己縮小の生き方なのです。

と言うことは、巷の特別な神仏霊魂・信仰宗教・精神世界、また超能力・霊力・念力、手かざし・チャネリング・ヒーリング・カウンセラーなるものを施し成す偽善者もまったく必要なかったのです。

だから、色取り変化刺激を味わえる趣味嗜好娯楽の類と同然になり、そのマニアやオタクが大勢集まることにもなったのです。

そんな風にして非常識とも思える「逆も真なり」の新たな精神世界を根堀り葉堀り書いているのがこのブログなのです。

また特別のない生き様を実践している者が書く（装飾美化されていない）真実事実のブログでもあります。