ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

21年ホークス回顧

2021年12月21日 | ホークス
きょうは今季のソフトバンクを振り返る。
昨季は終盤の10月に破竹の12連勝を遂げて、
この月のみで貯金18をこしらえ、パ・リーグ王者に返り咲いた。
今季は13年以来のBクラスに終わり、工藤監督が辞任したことは周知の通り。
10月も19戦7勝10敗2分けに終わり、終盤の追い上げとはいかなかった。

今季は振り返るのもいろいろと悔しいので、回顧に代えて、
「日本シリーズV5は厳しい」と覚悟した一戦を振り返る。

9月7日の西武戦@メラド

3回に3点を失った先発の東浜を4回途中に諦めて、マシンガン継投に走り、
19年から勝てずにいた高橋光から、打線が7回までに5点をもぎ取った。
しかし、8回に六番手の甲斐野が二死走者なしから4連打を浴びて3失点。
「天敵」から勝ち星を奪えず。クドちゃんの采配もはまらず。
モイネロ&唯斗という「救援陣の大駒2枚」を欠く苦境だったとはいえ、
「短期決戦の鬼」の用兵が裏目に出た一戦は、今季の望みを絶つには十分だった。

来季に向けては、今のところFA宣言した中日・又吉の獲得や
昨夏に退団したレイの再加入など投手陣の再構築に動いている気配。
それは間違ってはいないが、誰が又吉の人的補償になるのかが気がかり。
過去には、リハビリ明けとはいえ守護神をプロテクト外にした球団だからなあ。

21年札幌総括

2021年12月20日 | コンサドーレ
今年も残り2週間を切り、来季ACLの出場クラブもそろった。
きょうあすは今年の札幌とソフトバンクを総括する。

まずは札幌から。14勝9分け15敗・得点48・失点50・得失-2
今季は勝ち点51の10位。順位・勝ち点・得失のすべてが昨季より向上した。
ただ、タイトル奪取やACL出場を掲げた以上、この戦績はもの足りない。
ワタシが個人的に唱えた「18勝8分け12敗」にも届かなかった。

一方で、今季はささやかなエポックがあった。
19年・20年と勝てなかった大分仙台に勝利
さらに、順位表を見たら分かるが、
今季は14位清水以下の7クラブに1敗もしていない
逆に言えば「ミシャ札幌に勝てないクラブは下位に沈む」という
指標が生まれたシーズンと言えるのでは。

一方で「ミシャ札幌を連破したクラブ」は今季どうなったのか。
当てはまるのは、川崎横浜M神戸名古屋広島の5クラブ。
広島以外は見事にトップ5入りを遂げた。
今季の札幌は「強きを助けて弱きを挫いた」中位クラブそのもの
ど真ん中の10位終了がうなづける。

2季連続で途中で得点源が欠けても、ここまではできる力量はついた。
新聞辞令を気にかけつつ、ここからの上積みに期待している。

  • 天皇杯
決勝は、浦和2対1大分 浦和が引退の阿部に捧げるV。
後半45分に追いつかれたが、直後のATに退団する槙野が決勝ヘッド
あまりにも出来すぎた話で認めたくない
  • JRA
朝日杯FSを制したのは、三番人気のドウデュース
3戦3勝で2歳王者に輝いた。鞍上のユタカは22回目の挑戦で初勝利
残る未勝利の中央・地方交流の平地GⅠはホープフルSのみ。
ただ、99年エアシャカールなどOP時代にすでに2勝しており、
事実上の平地GⅠ全制覇と認めてあげたい

なお馬券はサソリのひと刺しで即死の憂き目にorz

朝日杯FSの予想

2021年12月19日 | ギャンブル
年の瀬の大阪で、そして札幌で、かなりショックなことが続いた。
香港の事故の記憶もまだ新しい。きょうの出走馬と騎手の無事を祈りつつ、
きょうの2歳王者決定戦・GⅠ朝日杯FSを予想する。

出走15頭のうち、無敗馬が6頭という混戦模様。
中でも3戦3勝&重賞2勝の3枠4番セリフォスが一番人気の気配だ。
父ダイワメジャーは18年の勝ち馬アドマイヤマーズを出しており、
血統は問題なし。先週やらかしたデムーロ弟も雪辱を期しているだろう。

ただ、このレースは3年連続でノーザンファームの生産馬が制している。
今年の出走馬は3頭。うち2戦2勝の2頭も馬券に絡める。

5枠9番ドウデュース 7枠13番ジオグリフ

なお、ドウデュースの鞍上ユタカの朝日杯未勝利は有名だが、
実はジオグリフの鞍上ルメールも朝日杯を勝ったことがない。

では、誰が朝日杯を得意にしているかと言えば、
文句なしにデムーロ兄だろう。
まだ中山開催だった10年にグランプリボスで勝ってから、
ここまで4勝を挙げた。今年は5枠8番プルパレイに乗る。
馬券に絡むかどうかは個人的に正直、微妙と考えるが、
12日に阪神JF、きのうGⅢターコイズSを勝った
勢いはあなどれない。前残りを警戒して押さえておく。

この4頭に「ウマ娘」で今年稼いだサイバーエージェント総帥の
藤田晋氏が所有する6枠11番ドーブネも絡める。

3連複4・8・9・11・13のBOX10通りに400円ずつ総額4千円

加えて、セリフォス(エーゲ海の島)とドーブネに、
2枠3番アルナシーム(海風)を絡めた海物語3連複もお遊びで買う。

4枠6番オタルエバーも北海道絡みの馬名にひかれるが、
さすがにこのレースは家賃が高いと考える。

  • ベルギーリーグ
ベールスホット0対2オーステンデ
前節の中止を経てのホーム戦で巻き返しを期待したがかなわず。
武蔵も音無しのまま、前半のみでお役御免に。
  • JFL・地域リーグ入れ替え戦
刈谷0対4新宿 ロック3対2ISE
JFL勢に明暗。刈谷が無念の一年降格。ロックは何とか残留。
新宿が勝ち上がったことで、来季は都心でJFLが見られるかも。
地域CLで輪番枠から勝ち上がったISEの前半3失点という
体たらくに、踏み台にされた北信越・東海・関西・九州の王者の
4クラブは、はらわたが煮えくり返ったのではあるまいか。
  • 大学選手権
準決勝は、阪南大2(1延長0)1流経大 駒沢大3対0明治大
J内定10人を擁する関東王者の流経だが、冬の王者には届かず。
小柏の母校にして、札幌U18出身の加藤蓮(東京V内定)を擁する
明治は、筑波と同じく駒沢のJ内定3トップを止められなかった。
25日の決勝は駒沢大と阪南大の東西対決になった。

盛り上がるか横アリ

2021年12月18日 | プロレス・格闘技
本題の前に、カーリング女子代表に花束。
五輪最終予選のPOで韓国を8対5で連破し、五輪出場を決めた。おめでとう。

さて本題。きょうもプロレス絡みの話。
東京ドーム2連戦のカードに続いて、新日本・NOAHの双方が
1・8横浜アリーナ大会の全カードを発表した。

自分でも驚くほどに沸き立つモノがない

やはり唐突感が否めない おっさんプオタの戯れ言に過ぎないが、
「95・10・9」はそれまでの伏線が強烈だった。
幻の「蝶野対高田」とか。物議を醸した「1億円トーナメント」とか。

新鮮味に欠ける「再会マッチ」も見受けられる。
ザック・金丸対丸藤・小川なんて、数年前のGHCジュニア・タッグ戦だろう。
対照的に「なぜ再会させないのか」と首を傾げるカードもある。
せっかくNOAHに桜庭がいるのに永田と絡ませないなんて
<95・10・9の第1試合の顔合わせ

まあ、横浜アリーナと言えば、95・10・9の前哨戦だった
「9・23」長州・永田対安生・中野があった会場なので、
1・8もまた序章に過ぎないと信じたいところだ。

ただ、1・8のカードから、年初めのビッグマッチの結果が見えた感もある。
元日のNOAH武道館大会のメーンは、中嶋と潮崎のGHCヘビー戦だが、
潮崎のベルト奪取は無くなったかな・・・
<GHC新王者にEVIL・東郷を当てるのはさすがにNOAHに失礼
元日に中嶋が防衛となると、1・4&5の鷹木の王座陥落も薄れたか。

東京ドームのXを考える

2021年12月17日 | プロレス・格闘技
平田弘史氏まで逝ってしまうとは・・・
みなもと太郎氏、さいとう・たかを氏、白土三平氏に続く
劇画の大家の訃報にため息。「コミック乱」はますます追悼号だらけ。

さて本題はプロレスの話題。15日の両国大会の結果を受けて、
新日本が1・4&5の東京ドーム2連戦のカードを発表した。
主なカードは以下の通り。

【4日】
  • ☆IWGP世界ヘビー戦:鷹木対オカダ
  • IWGPジュニア戦:デスペ対ヒロム
  • IWGPタッグ戦:タイチ・ザック対後藤・ヨシハシ
  • NEVER戦:石井対EVIL
  • 柴田対X
  • YOH対SHOの遺恨試合
【5日】
  • IWGP世界ヘビー戦:☆の勝者対オスプレイ
  • IWGP・US戦:KENTA対棚橋(反則・リングアウト裁定なし)
  • 内藤対コブ
  • SANADA対O・カーン
  • NEVER6人タッグ戦:EVIL・裕二郎・SHO対後藤・ヨシハシ・YOH
  • IWGPジュニア・タッグ3WAY戦
復帰そのものには反対するが、柴田の対戦相手の「X」が気にかかる。
ネット上では、負傷欠場中の飯伏を望む声が多い気配だが、
ワタシは柴田と因縁が深いこの選手ではないかと邪推している。

桜庭和志

理由は以下の3点。
  1. 22年は桜庭と柴田が新日本参戦を表明してから10年の節目に当たる
  2. 現在の主戦場のNOAHにとって、KENTA参戦の「返礼」になる
  3. 寝技・組み技主体の試合ができるので、柴田の頭部のダメージが最小限に
柴田の試合は見たくない。でも、ドームに鳴り響く「スピード」は久々にぜひ聞きたい。
これはもはやプオタの性。4日はジレンマにさいなまれそうだ。

  • カーリング五輪最終予選
女子はトルコに5対8
1位突破を逃し、五輪出場がかかるPOへ。
男子はイタリアに4対9 フィンランドに2対8
3勝5敗で終了。イタリアに敗れた時点で五輪出場の夢は潰えた。