コンサドーレは25日から年末年始のお休みに入る。
ワタシといっしょだ。イヴの朗報を期待しつつ、
今季の札幌を振り返る恒例の狂歌集をお届けする。まずは前半戦から
<7月の第4節・G大阪戦や9月の第19節・C大阪戦を含む
- 2/27 第1節・ホーム横浜FC戦 5対1
開幕を 祝う金子(きんす)を 振る舞えば ドームの中に 御殿そびえる
(開幕戦で5点を奪い圧勝。金子がドッピエッタ)
- 3/6 第2節・アウエー名古屋戦 0対1
鯱が去る 城の守りを 崩せずに 争う間も無き 一撃に泣く
(名古屋城の金鯱の一時撤去に絡めた一首。決勝点の相馬も詠み込んだ)
- 3/10 第3節・アウエー広島戦 1対2
春先に 眠れるクマを 掘り起こす とうに見安芸た 安い失点
(開幕2戦2分けの広島に初勝利を献上。開始8分で2失点)
- 7/30 第4節・ホームG大阪戦(厚別) 0対2
9番の 明暗分かれし 一戦の 「中19日」は 重苦の暗示か
(札幌には中19日の一戦。レアンドロ・ペレイラにとどめを刺される)
- 3/17 第5節・アウエー浦和戦 0対0
両軍が ゴールの堅固を 競い合う さすが剣豪 小次郎・周作
(スコアレスの立役者のGK2人が剣豪の名を持つことにひっかけた)
- 3/20 第6節・ホーム神戸戦 3対4
虫救う 功徳のハット フイにして 吠える蛍に 身を焦がすサポ
(さいスタで虫を助けたアンロペがハット。だが山口蛍らに悪夢の4失点)
- 4/3 第7節・アウエー福岡戦 2対1
竜が跳び 蜂のひと刺し 浴びるとも とどめ与える ふくの毒かな
(奈良竜樹の恩返し同点ヘッドを浴びるが、フク森が決勝点)
- 4/7 第8節・アウエーFC東京戦 1対2
新鋭の 肩とディフェンス 外れても 外れてくれぬ 相手PK
(小柏が前半に脱臼。ミンテが後半に退場。PKで2点目を奪われて連敗)
- 4/11 第9節・ホーム鹿島戦 2対2
フクロウに ダブル砲台 火を噴くが シカにも見舞う ネコだましかな
(永戸・上田の法大OBが得点。対する札幌は金子が同点PKを誘う)
- 4/16 第10節・ホーム横浜M戦 1対3
サポ復帰 ゲストの前で 復帰遂げる 27番と 相手3点目
(札幌サポ宣言の加藤浩次の前で荒野が復帰。取り消しの3失点目を改めて決められた)
- 4/24 第11節・ホーム仙台戦(厚別) 2対1
プロ初も 今季初も出て 初逆転 厚別初戦 初物まつり
(小柏がJ初得点。ジェイが今季初得点。今季の厚別初戦は逆転勝ち)
- 5/2 第12節・アウエー湘南戦 0対0
吹き荒れる 湘南乃風と 裏腹に 無風に終わる スコアの表示
(強風に見舞われた平塚の一戦は双方スコアレスに終わる)
- 5/9 第13節・アウエー徳島戦 2対1
11位 11点目が 導いた 11番に 縁深き地で
(11番アンロペが今季11点目。11番札所がある徳島で11位浮上)
- 5/16 第14節・アウエー川崎戦 0対2
昨秋の スコアそのまま ブーメラン 思い返せば ヒデキ命日
(川崎と縁深い西城秀樹の祥月命日に、昨秋の2対0のお返しを食らう)
- 5/22 第15節・ホーム清水戦 2対0
11番 9番決めた 喜びも 差し引きゼロの 20番ミス
(アンロペ先制。金子ゴラッソ。しかし最終盤に投入したミンテが退場の失態)
- 5/26 第16節・ホーム鳥栖戦 0対0
望月の 光の如く かき消える 菅のゴールと 勝利への道
(皆既月食が話題になった夜の一戦。菅のゴールがVARで取り消しに)
- 5/29 第17節・アウエー柏戦 2対1
大小の 切れ味試す 日立台 VARも 流れをぶつ切り
(小柏と大八が得点。大八の得点は長いVAR判定の末に認められる)
- 6/19 第18節・ホーム大分戦(厚別) 2対0
得点王 離脱に際して 借りたのは 猫の手ならぬ ネコの両足
(アンロペが移籍を前提に離脱。金子が右足で左足でドッピエッタ)
- 9/8 第19節・ホームC大阪戦(厚別) 0対3
力こそ パワーなのかと うなだれて 涙も乾く ヨシトのとどめ
(松田力が今季初得点。原川力が2アシスト。乾も大久保のゴールをお膳立て)
19戦7勝4分け8敗で折り返し。勝ち越しに星ひとつ足りず。
いろいろともったいない前半戦になった<特にハットから4失点の神戸戦