魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

市民有志の会が提出の質問状

2011-04-23 | インポート

大平市長が会員に回答

Img_6486魚沼市の大平悦子市長は4月20日、魚沼市民の有志による「これでいいのか魚沼市民の会」(平間茂世話人)から3月8日に出されていた市長への公開質問状について回答した。
 同会は、大平市長の支持者約20人による会。公開質問状は、税収を大幅に超える市役所職員給与の問題や財政力指数が一向に改善されないことなどについて、市長選で大平市長を支持した市民として、現在の考えを聞かせてもらいたいと出されていたもの。
 この日は、世話人の平間さんはじめ会員10人が市役所を訪れ、大平市長から質問状についての回答が示された。
 質問状には5項目について質問されており、このうち「財政破綻が目の前に迫っている事への考えは(今後、税収の伸びが期待できない状況のなかで『無駄』な予算を見直す考えがあるか)」との質問には「必要なものしか予算措置していないつもりです。『無駄』はあってはならないと考えますが、社会情勢の変化や時間の経過によって『不要不急』な事業の捉え方が変ることや、市民の行政需要も個々でそれぞれ異なりますので、それらを調査し把握しながら予算内容を随時精査していきたい」と回答、「人口に比べて市職員の人数適正化と総人件費の削減に関する基本姿勢を示してほしい(一般市民の平均的収入と大きく乖離する職員給与を段階的に30%削減すべきと考える)」については、「仮に30%削減した場合には、地域経済への波及は避けられない。『仕事の割に高い給料だ』と言われないように、引き続き職員の資質向上を図ってまいります」と回答していた。
 また、回答後、大平市長は「私は呼んでもらえれば話を伺いにいきます。今までの関係から、こういう方法でなく膝を交えて話し合えると思います。今後はそういう形でお願いしたい」と同会に要望していた。


南部工業団地に新たな企業

2011-04-23 | インポート

廃プラ等リサイクルの大日商会

Img_6356魚沼市十日町の小出南部工業団地に、産業廃棄物中間処理、プラスチック再生原料製造販売を行なっている有限会社大日商会(青木栄一社長・本社=柏崎市曽地新田)が進出することになり、4月15日には魚沼市との進出基本協定書の調印式が市役所小出庁舎で行なわれた。
 同社は、廃プラスチックや再生原料の買い取り、加工・販売および中間処理を行っている。樹脂加工、成形メーカー、食品メーカー、プリント基板メーカーなどから排出される廃プラスチックを有料で回収し、その廃プラスチックを一次加工し、プラスチック製品の原料として、日本国内ならびに世界各国へ再生プラスチック商品として販売している。
 魚沼市への工場開設は、同市内に取引先が多くあることや群馬、栃木など関東エリアからの引き受けを、交通アクセスのよい同市に集約するため行われるもので、同団地にある旧松井工務店の工場建物を活用して操業する。
 調印を終えた青木社長は「すでに一部稼動していますが、5月初旬には本格的に事業を開始したい」と話し、大平悦子市長は「地元にリサイクル業者があれば、市としてもさらに環境政策を進めやすい」と進出を歓迎していた。


魚沼で研修中の医師が講演

2011-04-23 | インポート

イギリスの医療制度など紹介

Img_6342イギリスで医師免許を取得した医師による同国の医療制度、医療教育についての講演が4月13日、小出病院で行われた。
 講演を行ったのは現在、魚沼で地域医療研修を受けている医師、嘉山智大さんと川上玲奈さん。嘉山さんはイギリス、川上さんはドイツ生まれ。幼少期からほとんど海外で過ごし、ふたりともイギリスで医師免許を取得、初期研修を終えて日本に帰国し、日本医師免許を取得して現在、東京慈恵会医科大学で研修中。地域医療研修でおよそ1か月間魚沼市を訪れている。
 講演は、ふたりから実際に体験してきたイギリスの医療制度や医療教育について学ぼうと計画されたもので、小出病院の医師やスタッフ、地元医師会、市職員など約60人が集まった。
 嘉山さんは、イギリスの医学教育事情や医学部の入試などについて語り「イギリスの医学部入試は、チームワーク力やボランティア精神、医療現場経験の有無など学業以外の評価が重視され、それによる大学からのオファーがないと医学部には入れない。医学教育の日本との大きな違いは臨床経験の長さ。大学3年目から卒業までの3年間は臨床研修を行う。また、卒業試験では筆記試験に加え実技試験がある。初期研修先は日本のマッチングと異なり、医師の分布が厳しく規制されており、地方で医師が少なくなることはない」と紹介した。
 川上さんはイギリスの医療制度などに触れ「イギリスの医療は国営で完全に無料。家庭医がプライマリケアを担当しており、必要に応じて専門医を紹介するため、患者は家庭医に診てもらってからでないと病院にいけない。医師は1週間に48時間以上働いてはいけないなど労働条件がよく、医師が働ける時間が限られているので医師が足りない。そのためナースの医療行為が認められている」と語る一方、デメリットとして「無駄が多くほとんどの地域が赤字経営。女性医師の特定の専門への偏りが多い。労働基準法の厳守から医療の責任制、継続性に乏しい」など指摘していた。


振り込め詐欺に注意を

2011-04-23 | インポート

老人クラブ総会で呼びかけ

Img_6362小出警察署では4月16日、魚沼市の本町・稲荷町老人クラブ「天寿会」(今井三郎会長)の総会で振り込め詐欺防止の講話を行い、被害に遭わないよう呼びかけた。
 講話は、総会終了後に行われ、35人ほどの会員を前に同署刑事生活安全課の有澤徹生活安全係長が「警察官を名乗る振り込め詐欺もあります。キャッシュカードは渡さない、暗証番号は教えないを基本としてください」と話すとともに、同署と防犯協会、職域防犯協会がこのほど作った「疑って!まずは確認!振り込まない!」と入ったタオルを会員に配布、「このタオルを目のつくところで使い、日頃から振り込め詐欺に遭わないように注意して」と呼びかけた。


河川愛護モニター募集

2011-04-23 | お知らせ

信濃川河川事務所

国土交通省信濃川河川事務所では「河川愛護モニター」を募集している。
 応募資格は満20歳以上の健康な人で、大河津分水より上流の信濃川及び魚野川(南魚沼市・八海橋まで)に接する機会があり、河川愛護に関心のある人。河川より概ね5km以内に居住のこと。
 業務内容は、大川津分水より上流の信濃川、魚野川に係る、モニター自身の河川愛護などの活動等について報告(月1回の定期報告と随時報告)で、報告は公開する場合がある。
 任期は平成23年7月1日から24年6月30日までで、募集人員は若干名。手当ては月額4580円。応募は、ハガキに住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上「河川愛護モニター応募用紙希望」と記入し〒940-0098長岡市信濃1-5-30信濃川河川事務所占用調整課「河川愛護モニター募集」係《電》0258-32-3268へ。応募締め切りは6月13日。


魚沼市体育協会が春期表彰

2011-04-23 | インポート

功労者2人、優秀選手9人

Img_6502魚沼市体育協会は4月20日、小出ボランティアセンターで理事会を開き、平成23年度の体育功労者と優秀選手を表彰した。
 この日表彰を受けたのは体育功労者2人、優秀選手9人。浅井守雄会長から一人ずつ表彰状が手渡され、受賞者を代表して体育功労者表彰を受けた志田好雄さんが「40余年の長きにわたり入広瀬柔道スポーツ少年団に関わることができたのは保護者と地域の方々の理解と協力があったからです。子どもたちの真剣な心を大切にし、勝つことだけでなく心と体を鍛えるお手伝いをこれからも続ける所存です」と謝辞を述べた。受賞者は次のとおり(敬称略)。
【体育功労者】志田好雄(76・穴沢)入広瀬柔道スポーツ少年団結成から45年間、団員の指導に尽力▼佐藤康直(62・小出島)長年にわたり剣道を通じて青少年育成に貢献
【優秀選手】山田三恵(18・十日町市=小出養護学校)第5回日本スペシャルオリンピックス水泳競技50m自由形1位▼村田愛美(18・小千谷市=小出高校)全国高等学校選抜スキー大会5kmクラシカル4位等▼河邉澪奈(17・南魚沼市=同)全国高等学校総合体育大会スキー大会10kmフリー4位等▼星野琴子(18・山田=同)同大会リレー4位▼三富夏季(16・小千谷市=同)国民体育大会新潟県予選会女子回転1位▼岡部海輝(10・須原)北信越地区空手道選手権大会小学4年個人組手1位等▼櫻井明子(15・池平)全国スキー大会3kmクラシカル5位等▼星達也(15・下折立)新潟県中学校スキー大会男子回転1位▼鈴木魁人(13・青島)新潟県中学校1年生柔道体重別大会81kg級1位


新病院整備基本計画案

2011-04-23 | インポート

市民説明会始まる

Img_6476魚沼市では、魚沼基幹病院(仮称)建設など魚沼地域の医療再編に伴い、県立小出病院に代わって新たに整備される新病院の整備基本計画(案)がこのほどまとまり、その市民説明会が4月19日、井口新田の小出郷福祉センターで開かれた。
 説明会は同日から28日まで市内6会場で開かれる計画でこの日が第1回目。説明会には大平悦子市長、新病院整備基本計画策定委員の布施克也小出病院長らが出席。大平市長のあいさつに続いて市の担当課から整備基本計画案が説明された。
 基本計画案では、新病院の診療機能は、《1》初期医療《2》入院機能(一般病床90床、療養病床44床、計134床)《3》初期救急医療(休日や準夜間における初期救急医療体制を整備)《4》在宅訪問診療(訪問診療や訪問看護、訪問リハビリテーション機能)《5》へき地医療(診療所やへき地診療所に対する支援)《6》地域医療(総合医等)研修機能《7》その他基本的な機能(リハビリテーション、人工透析機能)となっている。
 初期医療については内科、整形外科、産婦人科、小児科、精神科、外科、眼科、泌尿器科の8診療科を設置し、入院機能については、現県立小出病院西病棟の改修を前提とし、一般病床及び療養病床を設置する。新病院に必要とされる医師は15人程度、看護師95人程度。建設事業費には約54億円が見込まれ、今後設立される財団法人が運営する。基幹病院の開院にあわせ平成27年6月の開院を目指す。
 この日の説明会の参加者は15人と少なかったが、会場からは「医療再編で従来よりも高度な医療体制が築かれることになるのか」、「22時以降に救急車を呼んだ際はみんな基幹病院に運ばれるのか」などの質問があり、「今まで魚沼では対応できなかった放射線治療、心筋梗塞、重症外傷などの高度医療も再編により提供できるようになる」、「夕暮れ診療で対応できることも多く、重症でなければ新病院で対応できる。時間外は全部基幹病院に集まるということではないと思う」と答えられていた。
 この市民説明会は今後、23日に入広瀬生活改善センター(10時~)と堀之内公民館(14時~)、守門開発センター(19時~)、25日に広神コミュニティセンター(19時~)、28日に湯之谷基幹集落センター(19時~)で開催される。


東日本大震災魚沼市関連4/16~4/23

2011-04-23 | 東日本大震災魚沼市関連

「舞踊のつどい」で募金
実行委員会が社協に届ける

Img_6457魚沼市の舞踊のつどい実行委員会(佐藤久子会長)は4月18日、第8回「舞踊のつどい」で寄せられた募金を魚沼市社会福祉協議会に届けた。
 「舞踊のつどい」は、魚沼市文化協会に登録している市内の舞踊の団体が声をかけあって2年に一度開いている発表会。今回は4月17日に開催され、市内から38団体が出演、1階席が満席となる盛況ぶりであった。当日、会場で震災被災地への義援金を募ったところ出演者、来場者から合計9万1546円が寄せられた。
 この日は佐藤会長、岩田郁子副会長らが小出ボランティアセンターを訪れ、魚沼市社会福祉協議会の大渕好文事務局長に募金を手渡した。
 佐藤会長らは「私たちができることは今までやってきた踊りであり、踊りで励まそうと予定通り開催しました。中には一旦会場を出てから戻ってきて募金してくれた人もあり、感心させられました」と話していた。届けられた募金は新潟県共同募金会を通じて被災地に届けられる。

山根麻以チャリティーコンサート
5月2日 池田記念美術館

山根麻以チャリティーコンサート「ありがとう あいしてる だいじょうぶ」日本列島やさしいきもち化計画inうおぬま、が5月2日、南魚沼市浦佐の池田記念美術館エントランスホールで開かれる。
 山根さんは1980年から91年までメジャーレーベルより10枚のCDをリリース。その後、世界を旅するかたわら福山雅治、井上陽水ほか多数のアーティストのレコーディングに参加し、様々なコラボやセッションを展開。ライブ活動も精力的に行っており「日本列島やさしいきもち化計画」として野外コンサートから学校の授業まで、あらゆる場面で演奏している。
 コンサートは18時30分開演(18時開場)で、フラダンスの☆mana☆がゲスト出演する。
 チケットは前売りが大人3000円(当日3500円)、小中高校生1500円(同2000円)。


記者日記

2011-04-23 | 小出郷新聞コラム

晴天が広がった日曜日、散歩に出かけた。例年、年度の初めはまだイベントも少なく日曜日の取材は余り多くないのだが、今年は震災の影響で中止されたイベントなどもあって、特にこの時期イベントの取材が少ない感じがする。その分自由に使える時間が多いので、というか、暇を持て余してしまったので、散歩に出かけてみることになったわけである▼空は快晴であるが、まだ周りには雪が多いので、薄手のウインドブレーカーを羽織って出かけたが、思ったより陽射しが強く、暖かい。歩き出して10分も立たないうちにウインドブレーカーは要らなかったことに気がついたが、脱いでも歩く邪魔になるので、そのまま我慢した。八色原を東西に突っ切る県道に出るとあたりはまだ一面の雪野原であるが、道路脇には少しは草も生え始めていて、名前は知らないが小さな花が顔を見せてくれていた。▼30分ほど歩くと行く手に何台もの車が止まっている。農作業には早いが融雪促進剤でも撒いているのかと思いながら近づくとラジコンの飛行機を飛ばしているのが見えた。電線なども少ない八色原はラジコンを飛ばすのには良い場所のようで、この時期にはこういった人たちが時々見かけられる▼さらに歩いていくと目の前にはさらに大きな飛行機が雪原の上にあった。ウルトラライトプレーン、超軽量動力機だ。以前から地域に愛好者がいてこの季節に飛んでいるのを見かけることがある。その場を通り過ぎた後、エンジンの音が聞こえたので振り返ると、青空を悠々と飛ぶ姿見え「乗っている人はさぞかし気持ちがいいのだろうな」と思った▼水無川の橋では暫し休憩し、携帯のカメラで雪原を縫うように走る川の流れと越後三山を写した。その後も自動販売機でお茶を買い、水分補給しながら歩みを進める。後半は少し足が痛くなってしまったが、思いのほか楽しい散歩となって満足だった。ただし、道路脇や雪の上に捨てられた空き缶やゴミは相変わらず多く、残念至極だった。


早津剛絵画展

2011-04-23 | インポート

5月8日まで国営越後丘陵公園

Photo_2消えゆく雪国の民家を訪ね油絵や水墨画に描き続けている魚沼市青島の画家・早津剛さん絵画展が4月23日から5月8日まで長岡市の国営越後丘陵公園で開かれる。
 会場は公園内の暖の館2階多目的ホール。今年の絵画展では、「板山の家」(旧東頚城郡大島村板山)や「児ノ木の家」(燕市児ノ木)など100号の大作をはじめ小樽運河や大内宿など県内外で描かれた油彩画13点が展示されるほか、小千谷市首沢の家を描いた屏風など水墨画も6点展示される。
 時間は9時30分から17時(5月は18時まで)で鑑賞無料(別途入園料・駐車料が必要)。問い合わせは同公園《電》0258-47-8001へ。


桜づつみウォーキング

2011-04-23 | インポート

4月24日に実施

魚野川沿いのウォーキングコースを歩く「桜づつみウォーキング」が4月24日に行なわれる。
 魚沼市には新潟県健康ウォーキングロードに登録されている4つのウォーキングコースがあり、その一つを利用して講習会で正しい知識を学びながら、お花見新緑ウォーキングを楽しむもの。
 当日は8時45分から魚野川河川改修資料館脇で受付開始。4キロと7キロのコースがあり、開会式、ウォーキング講習会に続いて9時30分スタート、12時終了予定。参加費は200円、定員150人。ゴール後、きのこ汁とドリンクのサービスがある。小雨決行。


大嶋月庵水墨画展

2011-04-23 | インポート

23日から津南町「なじょもん」

 「大嶋月庵水墨画展」が4月23日から津南町の農と縄文の体験実習館「なじょもん」で開かれる。
 大嶋さんは魚沼市中家生まれ。53年に第18回日本南画院展に初入選。以後25回連続入選し、63年には日本水墨院第2代理事長に就任、通算6期12年理事長を務めた。また、地域では魚沼彩月会を主宰し、水墨画の普及、技術の向上に功績を残した。平成16年死去。入館料は大人300円、子ども200円。


常設展「新潟洋画事始め」

2011-04-23 | インポート

県立近代美術館で開催中

長岡市千秋の新潟県立近代美術館では常設展第1期「新潟洋画事始め」と「子、娘、そして女」を7月3日まで開催している。
 「新潟洋画事始め」(展示室1・2)は、長岡が生んだ巨匠・小山正太郎をその嚆矢として、新潟でも西洋絵画の技法が次第に取り入れられてきた、その試行錯誤の様子を紹介する。
 「子、娘、そして女」(展示室3)は、子、娘、女と成長する女性が、その時々にどのように作者から捉えられ、表現されたかを紹介する。
 開館時間は9時から17時(観覧券の販売は16時30分まで)、月曜休館(5月2日は開館)。入場料は一般420円、大学・高校生200円、中学生以下無料。


23日から長岡市栃尾美術館

2011-04-23 | インポート

小山良修の作品一堂に

Photo長岡市栃尾美術館(長岡市上の原町1-13)では、日本を代表する水彩画家・小山良修の作品展を4月23日から開催する。
 小山良修は、明治31年、長岡市の代々藩医をつとめた家柄に生まれ東京帝国大学医学部を卒業、医学者として大きな功績を残すとともに、日本を代表する水彩画家として知られる。
 同展は没後20年にあたり、市所蔵の作品約120点をあらためて一堂に展示するもので、静物、人物、風景など写実から抽象表現まで水彩画の可能性を追求し続けた小山良修の70年あまりの画業と豊かな感性を紹介する。
 開館時間は9時から17時。月曜休館(5月2日は開館)。観覧料は一般300円、大・高生150円、中学生以下無料。


東日本大震災魚沼市関連4/9~4/16

2011-04-16 | 東日本大震災魚沼市関連

福島県産野菜を食べて
JA北魚沼が応援セール

Img_6263JA北魚沼では、福島県産の野菜、果物を販売する「ガンバロー福島・福島県産野菜応援セール」を4月8、9の両日、魚沼市中原の農産物直売所「うおぬま百菜花ん」で実施した。
 同JAでは、東北関東大震災の発生により緊急支援物資として1世帯3kgの玄米の無償提供を組合員に呼びかけたところ、3月末までに約20トンの玄米が寄せられた。
 同JAでは、この玄米を順次、被災地に届けることとし、6日には福島市のJA新福島に約2トンの米をトラックに積んで届けるとともに、出荷制限や風評被害を受けている福島県産の野菜を応援しようと約2トンの野菜などを買い付け、帰りのトラックに積んで応援セールを行ったもの。
 セールでは福島県から持って来たイチゴや長ネギ、キュウリ、タマネギなどが店内にズラリと並べられた。特にキュウリ、タマネギは格安で買物客からも好評。福島県産野菜を買った人は「店に出回っている野菜は安心だと思うので、買わないと農家の人がかわいそう」と話し、用意された野菜などは2日間で売り切れた。

避難所で温かいソバ
魚沼そば匠会が振舞う

Img_6321魚沼そば匠(たくみ)会(大塚桂三会長)では4月12日、地域振興センターを訪れ、避難所で生活している人たちに温かいそばを振舞った。
 同会は魚沼市内の蕎麦店11店が加盟、毎年秋には市内の蕎麦店をまわって賞品をゲットする「魚沼そば探検スタンプラリー」を実施するなどの活動を行っている。
 当日は会員8人が避難所を訪れ、温かいそばにエビや今が旬のフキノトウなどの天ぷらを付けて提供、子どもたちはツルツルのそばに笑顔を見せていた。

ヴァイオリンの音色で励ます
子どもたちが避難所で演奏

Img_6282 「魚沼バイオリンランドクラブ」の子どもたちが4月10日、魚沼市の震災避難所となっている地域振興センターを訪れ、避難生活を送っている人たちをヴァイオリンの演奏で励ました。
 避難所を訪れたのは同クラブを主宰するヴァイオリニストの安部慶子さんとクラブでヴァイオリンを習っている子どもたちら6人。 
 同センターの一室に集まった10数人を前にバッハの「メヌエット」や「コンチェルト」、パッヘルベルの「カノン」などを演奏。演奏の最後にはお馴染みの「さくらさくら」と「きらきら星」を楽しく弾いて避難者を元気付けた。
 演奏を行った安部さんは「中越地震の時に、子どもたちが弾くヴァイオリンは心を和ませると言われたので、急遽演奏することにしました。復興をみんなで支援していますから、元気で過ごしてください」と集まった人たちにエールを送っていた。

市内の避難者にも贈る
JA北魚沼に寄せられた米

Img_6301JA北魚沼は4月11日、組合員から緊急支援物資として寄せられた米を魚沼市内に避難している人たちに贈った。
 同JAでは、東北関東大震災の発生により緊急支援物資として1世帯3kgの玄米の無償提供を組合員に呼びかけたところ、3月末までに約20トンの玄米が集まった。この米は順次、被災地に届けられているが、その一部を市内に避難している人たちに贈ることにしたもの。
 贈られたのは精米1110kg、30kg入りの袋で37個。市内には現在、避難所や市営住宅などに、ちょうど37世帯が避難していることから1世帯に1袋ずつ贈られることになった。
 この日は同JAの坂大貞次経営管理委員会会長が避難所を訪れ、宮城県気仙沼市から避難してきている佐藤義信さん、悦子さん夫婦に支援の米を手渡した。

20日から被災地支援活動
即応予備自衛官の穴沢さんに招集状

Img_1185東北地方太平洋沖地震に伴い、北沢俊美防衛大臣は即応予備自衛官及び予備自衛官に制度創設以来、初めての災害招集命令を3月16日に発出、魚沼市内でも3人の即応予備自衛官が被災地で活動することになり、このうち魚沼市穴沢の穴沢孝久さんには4月13日に防衛大臣からの災害派遣招集状が届けられた。
 即応予備自衛官は、通常は他の職業に従事する元自衛官を中心に予備の要員として任用、通常の予備自衛官よりも訓練、出頭回数を多く義務付けられ、予備自衛官等制度の中で最も高い錬度が期待されている。
 この日は自衛隊新潟地方協力本部長岡出張所の隊員が穴沢さんの勤務先である下倉新田の旭コンクリート株式会社を訪れ、招集状を手渡すとともに、自衛隊退職者の組織である隊友会魚沼支部の森山敏明支部長からは金一封が贈られた。
 招集状を受けとった穴沢さんは「被災者の皆さんのお役に立ちたい」と話し、同社の三友泰彦社長は「日頃の訓練を生かし被災地でがんばってきてください」と穴沢さんを激励していた。
 穴沢さんは20日に被災地に向けて出発、被災者の生活支援などの活動にあたる。