事業主研修会を開催
魚沼市交通安全協会安全運転管理者部会(小幡勝美部会長)の平成22年度「事業主研修会」が6月8日、会館魚新で開催された。
研修会には約100人が出席。まず、小幡部会長が「交通事故は少なくなってきているが、県内は事故に占める高齢者の割合が高く、シートベルトの着用率が低く、事故発生時のスピードが平均より10キロ高いなどといわれている。規則を守ることが生活環境を良くすることになります」とあいさつ、車両運転中の携帯電話の使用禁止、喫煙の自粛、全席シートベルト着用の徹底を行なう「運転中のマナーアップ運動」実践宣言を採択した。
この後の講演会では新潟地方裁判所長岡支部の裁判官、吉岡あゆみさんが裁判員制度について講演。裁判員制度の概要をはじめ、裁判員の精神面のケアや起訴から裁判開始までの期間の長期化などの現時点での課題、事業主として裁判員制度にどのように対応すべきかなどを語った。
研修会の最後には小出警察署の坂田健秋交通課長による交通安全講話が行なわれた。