つつじの書・・

霧島つつじが好きです。
のんびりと過ごしています。
日々の暮らしを、少しずつ書いています。

エッセイ・映画

2009-05-08 10:18:47 | エッセイ

 映画

そういえば、ジェームス・ディーンのブロマイドが無くなった。
何年か前息子がくれたのだ。私はジェームス・ディーンが好きだ
ったなんて言ったかなと思ったが、「有難う、よく憶えてくれて
いたのね」とお礼を言った。そのブロマイドを、リボンをかけた
ワインの前に立てかけて、何年も楽しんだんだっけ。

若い頃、リバイバルのアメリカ映画をよくみた。特に「理由なき反
抗」のジェームス・ディーンがよかった。映画の内容よりも俳優の
彼に参ったのかもしれない。彼の大ファンだという映画評論家の
「小森のおばちゃま」がテレビに出ると、何を話すのかと聞き耳を
たてた。「あの目がいいの」同感だった。
「エデンの東」「理由な
き反抗」「ジャイアンツ」3本の映画と、死後、何とかと言うジェ
ームス・ディーンのダイジェスト版も見た。

「ジェームス・ディーンが好きだったのよ」なんて会話を、夫とし
た覚えがあるが、確か息子は小さかったような気がする。

独身時代、勤めていた会社に、映画の好きな先輩がいて、見てきた
映画の話をよくした。「ローマの休日」「風と共にさりぬ」「黄昏」
「慕情」「旅情」【ドクトルジバコ」「カラマーゾフの兄弟」西部
劇の話もした。先輩は「カサブランカ」のハンフリーボガードが大
好きと言っていた。感動したことやスターの魅力、映画の話は会話
が弾み、楽しい時間がすぎた。

東京湾の野鳥公園へ、バードウオッチングに行った。毎月、あちこちと遠足
をして
、気心が知れている同年代の人達ばかりである。ネイチャーセ
ンターの望遠鏡で、大きな海鳥を何羽も見た。若い学芸員が、熱心
に説明をしてくれるので、何時ものおしゃべりは無く、皆、少し緊
張して聞いていた。すると、干潟にいるかわいい鳥の説明になった。
「シギです」「?」「イソシギです」急に緊張が解けた。「エリザ
ベス・テーラー」

※ 先生の講評
  快調な出だし。
  半映画でくくると焦点がぼやける。最後までJ・ディーンで完
  結したい。
  もし。そうしたいのならどう受け止めたかの心を1本通したい。

コメント
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