イスタンブール歴史地区、アヤソフィア大聖堂前の広場には、大勢の子どもたちがいました。 みんな先生に引率されて、歴史的な建物を見学に来た子たちです。 とても人なつっこくて、わたしたちにも盛んに手を振ったり「ハロー」と呼びかけたりしてきました。 ぱっちりした眼と鼻筋の通ったきれいな子どもが多かったです。
中には「マイネイムイズ・・・・」と自己紹介を始める子も。 きっと覚え立ての英語を話したくてたまらないのでしょうね。
小学生の遠足と、大人の修学旅行
わたしたちもしっかり勉強してきましたよ。 ただ、記憶が長く持たないのが大人の修学旅行生の困った点です。
近くにバス乗り場があって、そこまでの道ばたには土産物やパンや焼き栗を売る露店が並んでいます。
コンヤのメブラーナ教の儀式を描いたバス。 2階建てでした。 でもわたしたちのバスは普通のバスです。
大粒の栗を焼きながら売っていましたので、大急ぎで買いました。 トルコでは集団行動しながらちょっと寄り道してものを買うという早技を覚えましたよ。
さて、歴史地区の見所は多いのに、トプカプ宮殿を見ただけで移動です。 残りは最後の日のお楽しみ。
バスは金角湾にかかるガラタ橋を通って、新市街に向かいました。
この人たち、橋の上から釣りをしています。
イスタンブールのもう一つの広場、タクシム広場。
タクシム広場にはトルコ共和国の父、アタテュルクをたたえるモニュメントが建っています。
この旅行で初めて知りましたが、オスマントルコ帝国はずいぶん古い国だと思っていたのに、1923年まで続いていたんですね。 第1次世界大戦くらいまでです。この大戦にドイツ・オーストリアの同盟国側についたトルコは敗北、そのとき革命によってスルタン制度を廃止、ヨーロッパ列強からの国土分断の危機を救ったのがムスタファ・ケマル(後にアタュルク=トルコの父と呼ばれる)でした。・・・・と、ガイドブックからの受け売りですが、ガイドのSB(スワビー)さんも言っておりました。
彼は、その卓越した指導力でトルコの近代化を進めました。 政教分離、一夫多妻制の廃止、男女の義務教育化、表記としてのローマ字の採用、太陽暦の採用、女性のベール着用禁止、さらには伝統産業や農業の保護、・・・・・・
もうあげるときりがないくらい。 今もトルコ国民が敬愛して止まない政治家なのでした。 う~ん、何処かの国の政治家たちに爪の垢を煎じて飲ませたいくらいです。
露店の花屋さんが4,5軒、売り出しの準備をしていました。 とってもカラフル。 明らかに染めたと思われる花もありますね。
広場の一角にあったカフェみたいなところ。 きれいに飾られた果物は本物です。 これをしぼってジュースにしていました。
きゃー、おいしそう、飲んでみたい。 でもお腹も心配です。 まだ初日ですから、生ものは要注意。
右側の巨大なマーブルアイスみたいなの、 これがトルコ名物ドルネケバブ。 真ん中の長い棒にお肉を巻き付けて回転させ、ガスで焼くようになっています。 これを注文すると、なが~い包丁でそぎ切りにして
野菜と一緒にクレープみたいなのに包んでくれます。(写真がぼけぼけだけど、これしかありません)
もうすぐ日暮れ、今食べては夕食が食べられなくなる、と我慢していたのですが、添乗員さんの「せっかくだから何でも試してみましょう。」の声に押されて娘が購入しました。
わたしも一口お相伴にあずかりましたが、一口では感想を言うほどの味はわかりません。
お肉を切ってくれるコックさん、わたしたちの求めに応じてにこやかにモデルになってくれました。
この広場から南へ続く賑やかなとおりがイスティクラル通りです。
イスタンブールでもおしゃれな店の並ぶエリアだとか。 様々な国の人がここを訪れるんだそうです。 わたしたちはほんのちょっと歩いただけで引き返しましたが、きれいにディスプレイしたお店にはすてきな洋服がありました。 ーつづくー
一瞥したら美味しそう!!と
思うけど(^_^;)
良く考えたら
かなりな手間が掛ってますよネ!(*^^)v
料金の割にこういう拘った料理って
ええですねぇ!!(@^^)/~~~
トルコで思い出した!!
そうですね!
石榴のジュースが多いらしいですネ!
何故か聞いた事は無かったけど
家の親父が石榴が好きで
家のアチコチに植えるので
邪魔に成るあのトゲトゲの枝に
オイラはショッチュウ切り倒してましたが
画像を見て思い出しました(^_^;)
アジアっぽくて・・でもヨーロッパの文化も
少し感じさせてくれて~~~
いわゆるアジアっぽい街の汚れがないから
どこ見ても絵になりますよね
急に荒になんないと似でてくるような
衣服来たイメージの人が出てきそうな街角
ひげが特徴で屈強ないでたちの人など・・
思いだします・・でも印象が軍楽隊だけ(爆)
綺麗に飾られた果物
傍でジュースにしてくれるのでしょうか。
飲んでみたいです。
焼き栗もとても美味しそう。
食べ物ばかりに目が・・・
記憶が長くもたない・・・同感です。
確かにイスラム世界なのに?、女性が顔出して普通に歩いてますよね。イスティクラル通りの人混みもハンパないですねー。
栗は大粒でほくほくしておいしかったですよ。
ザクロは、実の中に女性ホルモンに似た成分があるとかで一時人気になりましたね。
だからうちでは大切にしていますよ。
でも、日本のザクロは小さいので、イランあたりの大きいのがいいんだとか。 トルコのも大きい実でした。
トルコは確かに近代化されヨーロッパ的なところがありますね。エキゾチックな所を残しながら現代の快適さを併せ持つ、いごこちよい国でした。
今回の旅行記では食べ物は食べ物で特集しようかなと思っています。お楽しみに(^^)
世界の歴史を横並び、縦並びに学習するのはややこしくてきらいでした。
ただ、オスマントルコだのセルジュークトルコだの、ヒッタイトだの、言葉だけは頭の中に残っていましてね。
こうして実際に行ってみて、ガイドブックなどでおさらいすると、意外とすんなり理解できるんですよね。まさに百聞は一見にしかず、でした。
私的な生活の中ではスカーフは禁止されていないので、トルコの田舎の方に行くと、花売りのおばさんのようなスカーフをした女性をよく見かけましたが、イスタンブールでは少なかったと思います。
ドーハの空港では、黒ずくめの、目だけ出した女性を見かけました。
イスタンブールは、トルコで一番人口の多い街である上に、観光客もどっと押し寄せますから・・・・とても賑やかでしたよ。