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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

日にち薬

2018-05-26 20:44:03 | くらし
 わたしのコルセット。
 腰骨の上から脇の下までがっちりと固定するようになっています。ただ腰骨を固定してないので体をくの字に曲げることはできます。



 わたしの体に合わせた特注品です。東温市に、こうした器具を作る会社があることを始めて知りました。
 その作り方は・・・・
 体にラップを巻き、その上から石膏に浸したガーゼをミイラのようにぐるぐる巻きつけます。石膏がほぼ乾いたら中央から切り開いてはずせばわたしの体の形がとれます。(なんとまあ大きいこと)それをもとに、わたしの体に沿うようにコルセットを作ってくれたのです。
 
 前は強力なマジックテープでとめるようになっています。

 後ろは細長い板が7本。背骨を支える柱です。板と板とのあいだがメッシュになっているのがありがたいですが、これから迎える夏の暑さのことを思うと気休めにしかならないような・・・



 板は、脇にも2本、前には幅広のを含めて4本、計13本で銅をくるみます。さすがに腰は曲がりません。

 2週間ぶりに病院に行って色々と聞いてきました。まずはこれをいつまで着けたらよいのか。
 「だいたい3,4ヶ月」あっさりと言われてしまいました。
  3,4ヶ月? 3,4週間じゃなくて?
 「よくなってきたらだんだんつけている時間を短くしていいんですか?」
 すると先生、いきなり笑い出して
 「着けだしてからまだ2週間じゃろ?」
 「ははは・・・そうですねえ。」わたしも笑い出して
 「そしたら、6月、7月、8月・・・」
 子どものように指を折って数えだしたわたしを見て、看護師さんまで大笑い。
 「まあ、8月の末までじゃね。」
 病院らしかぬ不謹慎な大笑い、待合室まで聞こえなかったらいいんだけど。
 「骨が完全に固まるまでは外さないでください。」
 「はあ」 ようするに日にち薬なんです。徐々に骨が固まるのを待つしかありません。
 
  最後に一つ「長時間の運転はどうですか?」
 「いいですよ、コルセットを締めてたら」
  やったあ

 待合室にもどって会計を待っていたら一人の患者さんが入ってきました。なんと服の上にコルセット、それもわたしのとはちがって、体の形をしたプラスチックの、鎧のようなコルセットでした。ははあ、これがハードタイプのコルセットか・・・腰骨もすっぽり覆っています。わずかに盛り上がって可動域は確保しているようですが、なんと窮屈そうな。そして暑そうな。
 わたしはまだソフトタイプので済んでラッキーだったんだな。文句言わずに着けとこ。
コメント (6)
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