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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ケールの取り入れ

2008-03-10 23:19:08 | 植物

 道ばたのケール畑で取り入れをしているのを見つけました。 ケールは、まずさで名高い「青汁」の材料ですね。 このあたりでは、ごく最近栽培をしだしたので、取り入れ風景を見るのは初めてです。

 赤いはでなコンテナがいくつも用意されています。 ここには写っていませんが、何人かのおばさんたちが、畑の中で葉を採っていました。

 ケールは、株ごと引き抜くのではなく、下の方の大きな葉だけをむしり取っているようです。 コンテナに入っているますね。
手前の方のケールは、下の葉が無くなってスマートになっているのがわかるでしょうか。

 近くにある、誰も世話するものがなくなって荒れ果てたキィーウィ畑。 

 柿畑やみかん畑も、こんな風に無惨な姿で放置されています。 こんな土地がいたる所にあるのがこの辺の現実です。
 そんな柿畑のひとつが、ある日根こそぎ掘り起こされ整地されたと思ったら、いつの間にか広大なケール畑に生まれ変わっていました。 生命力の強い植物だからでしょうか、それとも栽培技術がすぐれているからでしょうか、とても立派に育っています。

 

 木があるときはさほど広いとも思わなかったのですが、 こうして背の低い作物を植えたところを見ると、実に広いです。 取り入れたケールは、市外のとある青汁製造業者のところに行くのだそうです。 このあたりの農家に栽培を委託しているとか、 格安の土地を買って業者自身が手広く栽培しているのだとか、いろいろうわさがありますが・・・
 わたし的には、見なれた果樹園の中に突如現れたケール畑には、まだ違和感があります。 果樹園の中の様々な生き物、鳥や、虫や、下草や、そんなものが雑多に生きている土地と違い、整然と栽培されているのが違和感を感じる原因かもしれません。 生き物の隠れ家だった果樹園が、掘り起こされ、まるでガイコツの山のように根っこをうずたかく積み上げていたあの光景を思い出すと、複雑な気持ちになります。   

 

 

コメント
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