実家の母が生で食べられるというかぼちゃをくれました。母が何度説明しても父は、「これはパパイアだ」と言ってきかなかったそうです。父は第2次世界大戦のとき、少年兵として戦場に行っていました。南方の島で壮絶な飢えを経験したそうです。南方で食べたパパイアの味が忘れられないのかもしれません。
で、さっそく食べてみました。まず二つに切ると、中も黄色です。堅いかぼちゃとちがって、まだ未熟な若い実を切るような、軽い切り心地です。ちょっとかじってみるとー うーん、歯触りはパパイアのような。ほんのり甘みもあるし。でも、熟したパパイアのようないい匂いもおいしさもないです。父が飢えに耐えかねて食べたのは、まだ熟してない若い実だったんでしょうか。
いつだったか、沖縄では、パパイアを千切りにして炒めて食べると聞いたような気がします。(非常に不確かな記憶)試しに細く切って油炒めしてみました。味は塩こしょうだけ。歯触りがしゃきしゃきとして、とってもおいしいとはいえないけれど、食べられないほどまずくもなくて、かぼちゃとはとても思えない味。父がパパイアと思うんならそれでもいいかと思える味でした。
家族のものは別段文句も言わず、これは何かと疑問に思うふうでもなく、淡々と食べていましたけど。
で、さっそく食べてみました。まず二つに切ると、中も黄色です。堅いかぼちゃとちがって、まだ未熟な若い実を切るような、軽い切り心地です。ちょっとかじってみるとー うーん、歯触りはパパイアのような。ほんのり甘みもあるし。でも、熟したパパイアのようないい匂いもおいしさもないです。父が飢えに耐えかねて食べたのは、まだ熟してない若い実だったんでしょうか。
いつだったか、沖縄では、パパイアを千切りにして炒めて食べると聞いたような気がします。(非常に不確かな記憶)試しに細く切って油炒めしてみました。味は塩こしょうだけ。歯触りがしゃきしゃきとして、とってもおいしいとはいえないけれど、食べられないほどまずくもなくて、かぼちゃとはとても思えない味。父がパパイアと思うんならそれでもいいかと思える味でした。
家族のものは別段文句も言わず、これは何かと疑問に思うふうでもなく、淡々と食べていましたけど。