あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

手作りの首輪

2007-07-21 22:24:40 | ペット
 我が家の犬は病気です。2週間に1回病院へ行っています。食欲がなく骨と皮だけにやせこけて、毛づやも悪く、飢えた野良犬のようにみすぼらしくなっています。
 病院に行くと、周りは純血種のきれいな犬ばかり。病院に来るからにはどこか悪いところがあるんでしょうけど、シャンプーをしてトリミングをしておしゃれをしてきています。うちの犬のように雑種で薄汚いのはいません。診察台にのせるときも「すみません、きたなくて。」と謝ったりして・・・。先生は「雑種でも、うちの子が一番(かわいい)じゃろ。」と飼い主の気持ちを受け止めてくれるのでありがたいです。
 うちの子が野良犬に見えるのは、姿がみすぼらしいだけじゃない。首輪のせいだ。と気がつきました。なんせ、10年近く首輪を替えたことがありません。色あせてぼろぼろになった首輪。やせてゆるゆるで、スポッと抜けてしまいそうです。
「そうだ、首輪を作ってやろう。病犬だっておしゃれをしなくちゃ。」そう思い立って作ったのが写真の首輪。0.6㎜の柔らかめの革を突き合わせに折って、スタンピングで模様をつけました。白い毛に似合うように色は赤。アルコール染料で色つけしました。星形のカシメとピンクの飾りカシメを打ち込み、金具だけはすぐに手に入らないので(売ってないのです。取り寄せなければ)ちょっとさびの出た古い金具を使うことにしました。さっそくつけてやると、飾りカシメがきらきら光ってすてき。ちょっとだけ飼い犬らしくなりました。
コメント (2)
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