保護者にも参加してもらう避難訓練があった。
災害があった場合、保護者に迎えに来ていただく場合もある。今回は、初の試みとして、保護者に迎えに来ていただくようにした。(実際は、新燃岳の噴火、不審者対策等様々な場合がある。)
車の場合が多い。車で迎えに来た場合、東門から西門への一方通行とした。途中、体育館で児童を乗せる。
自分の担当は入り口付近での情報入手である。
車で入ってきた保護者に、地区名及び迎えに来た全ての児童の学年と名前を尋ねる。それを体育館で待機している職員に伝える。
職員は、児童を呼び出し、車に乗せやすいように、体育館の出入り口まで連れて行く。
自分は、次の2つの仕事をしなければならない。
1 地区名、学年、名前を聞く。
2 体育館で待機している職員に伝える。
計算すると、迎えに来た保護者1人につき、20~30秒で対応しなければならない。
普通に考えると、上に書いた2つの段階を20秒位で行う必要がある。
スムーズに進めるために、一つの工夫を思いついた。
それは、上記の1つめのステップを削ることである。
「1 地区名、学年、名前を聞く。」を削る。
いちい尋ねない。その代わりに画用紙に仕事をさせる。
「質問事項は、画用紙に書いてみせる。」
である。
次のような画用紙を用意した。
この写真があると、いちいち尋ねなくてもすむ。「お願いします。」と言えば、教えて下さる。
必要な情報を聴きながら、体育館に待機している職員に伝えるだけである。聴いているときに、次に待っている保護者には、上の画用紙を向けて見せておく。
自分の持ち場の時間は半分近くに減らすことができた。
これは、どの教科でも応用が利くと思う。必要な情報、同じ情報に関しては、いちいち話さない。その分、画用紙などの視覚的に見て分かるものに仕事をさせる。
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