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暗い気持ちになるが必要な本・・・「日本人が奴隷にならないために」―絶対に知らなくてはならない言葉と知識

2023年06月23日 | 本と雑誌

日本人が奴隷にならないために―絶対に知らなくてはならない言葉と知識

を読んだ。

 読んでいて暗い気持ちになった。

 しかし、知っておかなくてはならない情報が多かった。

 自分は戦争が起きてしまうことに反対だが、今の政府やマスコミの報道では、戦争への道を歩んでいることがわかった。

 ロシアとウクライナの関係でもそうである。

 ロシア=悪という情報だけが流されているが、この本には、それだけではないといういうことが書かれている。

 例えば

 

◯ ウクライナのネオナチ集団「アゾフ大隊」の主導により、ドンバス地方のロシア系住民が虐殺されたことも世界公然の事実です。(p.26)

◯ ゼレンスキーの後援者であるイホル・コロモイスキーは「アゾフ大隊」の中心人物です。(p.26)

◯ ドンバス地域のロシア系住民虐殺、バイデン一族出資による生物兵器ラボ、ネオナチによる停戦協定違反、モスクワ向けミサイル配備などによって、ロシアが侵攻を迫られたという事情の一切を無視しています。(p.36)

 

 

 

 こういうことである。

 

 「ウクライナ国内のロシア系住民が虐殺された」

 「ウクライナ軍のアゾフ大隊はネオナチ」

 「モスクワ向けのミサイルが配備されている」

 

 これらの要因が重なってウクライナ侵攻が起きている。

 これらは、政府もマスコミも報道しない。

 しかし、少し調べれば出てくる。

(日本政府は、アゾフ大隊をネオナチだと分析した報告書を公安調査庁のHPから削除している。以前はそのHPは存在していた)

 

 

 さらに、戦争に巻き込まれる可能性も指摘している。

 

 

◯ 世界は日本がウクライナ・NATO連合に参加したと見ているわけです。だからすでに日本は事実上の戦争状態に突入しているのです。(p.48)

◯ 扇情的なウクライナ報道には「同情論証」という手法が用いられています。これは「ウクライナ人がひどい目にあっているのに、我々日本人は何もしなくていいのか?」と感情に訴える説得戦術という意味です。(p.48)

◯ 今回なぜロシアがウクライナ攻撃に至ったのかという背景や伏線については一切触れず「ロシアの侵攻→ウクライナ戦争の勃発」という単純な時間的序列だけを報じることで、根本的な原因を考えさせないように仕向けているのです。(p.48)

 

 このような政府やマスコミの報道姿勢をそのまま鵜呑みにしていたら、先の大戦のときのように、戦争になるかもしれない。

 いや、すでにそうなっているのかもしれない。

 

 ロシアとウクライナの問題だけでなく、本書には知っておくべき知識と考え方が書いてある。

 例えば、憲法改正、国民監視、言論統制、グローバリズム(多国籍企業による植民地化)、巨大薬禍、原子力災害、財政破綻などである。

 読んでいると暗い気分になるが、これ以上酷い国にさせないためにも読んでおいてよかったと思う。

 

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