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日本でコオロギを食用にする文化が無かったのは、理由があった。

2023年02月23日 | 健康・病気

 コオロギを食料とする動きがあるようだ。

 個人的には、とても嫌だ。

 タンパク質が必要ならば、豆腐を食べたい。

 

 昆虫食と言えば、

 

 蜂の子は食べたことがある。

 美味しかったが、積極的に食べようとは思わない。

 イナゴの佃煮は食べたことが無いが、美味しいらしい。(それでも積極的に食べようとは思わない。)

 昆虫食は自分の好みには合わない。

 

 そもそも、昆虫食の伝統は日本にもあるのに、なぜコオロギを食べるという文化はなかったのだろうか?

 おそらく何らかの理由があるはずだ。

 

 コオロギの安全性を調べてみると、有害らしい。

 内閣府の食品安全委員会が調べている。

 

 結果は、次の通り。

(1)総計して、好気性細菌数が高い。

(2)加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される。

(3)昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある。

(4)重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある。

 

 特に、「加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される」は、嫌だなあ。

 

 サイトは、こちら → 欧州食品安全機関(EFSA)、新食品としてのヨーロッパイエコオロギ(Acheta domesticus)についてリスクプロファイルを公表

 

 芽胞形成菌 には、ボツリヌス菌が含まれているそうだ。

 ボツリヌス菌といえば、食中毒や神経麻痺になる細菌であり、重症化すれば呼吸機能障害を引き起こし、生死に関わる事もある。

 

 

 さらに調べてみると、次のようなことも分かった。

 

 イナゴは稲が主食。コオロギは雑食なので死骸などを食べている。そのため、人はコオロギを食べてこなかった。

 人が食べてこなかったものを食べても、分解酵素もなく危険性もある。

 

 さらに、漢方ではコオロギには微毒があり、不妊薬であり、特に妊婦は食べてはいけないそうだ。

 

 やはり、コオロギを食べてこなかったという日本の文化には、理由があった。

 

 

 全国では、給食の食材として導入したところもあるらしい。(徳島県)

 なぜ反対しないのだろう。  


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