仕事の道楽化

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報告・連絡・相談がヘタな人の特徴はこれです。・・・ラベリングをしていない。

2021年03月04日 | 教師修業
 報告・連絡・相談、いわゆる「報・連・相」がヘタな人がいる。

 一番下手なのは、「報・連・相」をしない人であろう。

 これは論外である。


「報・連・相」をするのだけれども、ヘタな人がいる。

 それは、「話が長い」のである。

 説明文で言えば、「序論、本論、結論」のうち、本論を長々と話す。

 本論だけを聴かされる聴き手は、どんな内容なのかを考えながら聞かなければならない。



 少しましな人になると、結論を先に言う。

 結論を言ってから本論を話す。

 少しは話が短くなる。



 ただ、これだけでは足りない。

 

 「報・連・相」が上手な人は、「ラベリング」を使う。

 まずはじめに、何について話すのかというタイトルを告げるのである。
 
「明日の卒業式練習について連絡があります。」と言えば、

 聴き手は、「連絡ね」「聴くだけでいいんですね。何ですか?」となる。


 これが、
「明日の卒業式練習について提案があります。」と言えば、

 聴き手は、「提案?」「A案とB案を比べるのかな?」

 「聴いてOKかNGを出せばいいのかな?」と、考えながら聞くことになる。



 話し始める際に、報告か連絡か、相談か、それとも提案かを伝えるようにする。

 このように、ラベリングを使ってから話し始めることで、聴き手は心構えができる。

 そのあとで、結論を言う。

 さらに短く補足説明をする。

 補足説明というのは、「本論」の要点である。

 最後に、「ご不明な点や質問はがありますか?」と尋ねれば良い。




 「報・連・相」が上手な人は、次のような順に話す。

 1 ○○について「報告」があります。(タイトルを告げる)

 2 ○○は○○です。(結論を短く言う。)

 3 (結論についての補足説明をする)


 この順番で話してもらえると、聴き手はとても聞きやすい。
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