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「うちの子はちっとも言うことを聞かないんですよ!」という子に育つのはなぜか?

2015年05月15日 | 出産・育児
 先日、「ちょんまげプリン」というDVDを見た。映画はとても面白かった。

 江戸時代からタイムスリップしてきたお菓子作りの才能があるお侍さんの活躍を描いている。

 見おわって幸せな気持ちになった。

 映画の主題とは全く違うところで、心に残るところもあった。


 それは、ファーストフード店に行く前から始まる。


 ともさかりえさん演じるお母さんは、福くん演じる一人息子にねだられる。


 「お母さあん、お店に行こうよ。このおもちゃが付いているハンバーガーがほしい。」

 お母さんは、

「だめよ。どうせハンバーガー食べないじゃないの。おもちゃが目当てでしょ。」

(詳しくは忘れたが、この後、息子は「買って!」   お母さんは、「だめ!」という会話が続く。)




 さて、・・・この後の展開が予想付くのではないでしょうか。


 しばらくして、ファーストフード店の場面に切り替わる。


 福くんは、おもちゃで遊んでいる。

 お母さんは、友達のお母さんとしゃべっている。

 お母さんは、おもちゃ付きのハンバーガーを買ってあげていたのである。



 これでは、子供が言うことを聞かなくなって当たり前である。



 言うことを菊子に育てたければ、この場面では、お母さんは、「だめと言ったらだめ」という行動をとらなくてはならない。

 もしくは、買ってあげるのならば、「だめ」と言ってはいけないのである。


 この行動で子供が学ぶのは、

「お母さんは、だめと言ってるけど、だだをこねれば言うことを聞く。」

 である。


「お母さんの言葉は、本気で聞かなくてもいいんだ。」

と学習してしまったのである。


 こういうお母さんは、きっとこう言うようになる。

 「うちの子は、ちっとも言うことを聞かないんですよ。」



 当たり前である。そう育てたのは大人なのだから。

 
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