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習熟の時間がない算数の授業では分かる・できるようにはならない

2010年12月23日 | 算数
 算数の研究授業を見る機会が時々ある。

 最近気になるのが、2点ある。

 1つ目は、「授業の終わりに習熟の時間を確保しているか」である。

 次に気になるのが、「教科書を使っているか」である。

殆どの研究授業では、上の2点が当てはまらない。

まず、習熟の時間を確保していない授業は、ダメである。45分の授業で、1問か2問しか解かないような算数の授業では、子どもは半分かりの状態である。分かったとは言えない。
 また、類似の問題を解くという学習活動もしないのだから、できるようにもならない。

習熟の時間を確保することによって、何となく分かっていたものが、分かるようになる。複数の問題を解けるようになって、できる喜びも味わえる。

 習熟の時間を確保することによって「為すことによって理解が深まる」と考えている。

ところが、多くの授業では、この習熟の時間が確保されていない。確保されていると言っても、5分位のこともある。それでは短い。

 ~続く~

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