仕事の道楽化

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最近見た映画

2006年01月21日 | 映画

 「ハリーポッターと炎のゴブレット」を見た。おもしろかった。良く作ってあると思う。80点はあげたい。知人に「おもしろかったよ」と紹介できるレベルにある。

 「男たちの大和」自己犠牲の精神で大和に乗り込んでいった人たちを良く描いてあったと思う。その意味ではとても良くできた作品である。しかし、生き残った人たちにあんな否定的な台詞を語らせてはいけない。生き残った人たちの努力で今の日本の繁栄はあるのだ。生き残った人たちは死んだ人たちの気持ちも背負って生き続けてきたと思う。

 そんな生き残りの象徴である老人(仲代達也さんの演じた人)にあんな自虐的な台詞を語らせるのはかわいそうだと思った。

 また、残された女性があれほど「死なないで」とストレートに口に出すのも気になった。誰もが「死なないで」とは思っているのだ。しかし、当時は、ストレートには口に出さなかったはずである。口に出さないからこそ余計にその思いは強く伝わったと思う。あまりにも「死なないで」と口に出しすぎるので違和感を感じた。この「死なないで」という思いは、台詞ではなく演技で表現して欲しかった。

100点を上げたいが、以上のマイナス点があるので、70点。

 「Mr.&Mrs.スミス」これは「男たちの大和」の1時間後に見た。軽い映画であることを期待してみたのだが、やっぱり軽かった。弾に当たらない、死なないというお約束通りの展開でなーんにも考えないで見ることができた。こういう分かりやすい映画も大好きである。80点

 「キング・コング」3時間を超える大作だった。映像は迫力があってすごいと思った。何より一緒に連れて行った父母が「おもしろかった」と言ったのである。年齢を問わずにおもしろいと言わせる映画は、それだけでもたいしたものだと思った。

 しかし、見せ方が残酷である。ハリーポッターを見るときもそうだが、必要以上に残酷だと思う場面があった。また、なぜにそれほどナオミワッツとキングコングとの意思疎通ができたのかが分からなかった。普通恐いだろう。相手は猛獣だぞ。

 それに、最後の映画制作者役の台詞にはツッコミを入れたくなった。「飛行機がキングコングを殺したのじゃない。美女がキングコングを殺したのだ。」を聞いたとき、「殺したのはお前だろっっ。」

80点。

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