仕事の道楽化

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この準備運動をさせれば、できる喜びを味わわせることができる(器械運動編)

2020年06月08日 | 保健体育
マット運動や跳び箱運動等の器械運動は、できた、できないがはっきりしています。

 できるようになった子は、自信がもてます。

 逆に、できなければ、劣等感を味わうことになります。(小学生の頃の自分がそうでした。)

 ぜひ、できるようにさせたい。しかも、無理なく楽しく。

 できる子とできない子の差は、次の1点です。



 技の土台となる感覚や力が身についているか。



  マット運動や跳び箱運動の技の土台となる主な感覚や力とは、次の通りです。

○ 回転感覚(前転や後転のように、体を回転させる感覚)

○ 腕支持感覚(腕で自分の体を支える感覚や筋力)

○ 逆さ感覚(頭よりも腰の位置が逆さになるような状態でも恐くない)

これらの感覚や力は、すぐには身につきません。時間がかかります。ただし、少しずつ練習し続ければ、必ず身につくようになります。

いくらスモールステップを組んで指導をしても、10時間程度の単元の中では、身に付きにくいです。だから、できない児童がいます。

どの子にもできるようにさせるためには、長期計画を立てて、少しずつ、楽しく身につけさせる手立てをとることが必要になります。そのための手立ては、次です。

 「準備運動10」を、体育の準備運動の中で、毎時間どれか1つだけ行う。

  1つだけなら1分もかかりません。

 しかし、毎時間行うことで、児童には必ず必要な感覚や筋力が身に付いていきます。

 毎時間やることで、伸びていくのが児童にも分かります。

「準備運動10」は、次の5つの運動です。(いずれも10回やるか10数えるかなので、「準備運動10」という名前にしました。)



 つづく

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