仕事の道楽化

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器械運動(マット、跳び箱、鉄棒)で、本当にできたといえる時の目安

2020年06月12日 | 保健体育
 跳び箱運動の授業に少し参加させてもらった。

 苦手な子がいるというので、何とかできるようにさせたいとのことである。

 4段の開脚跳びは、全員ができるようになった。

 「はじめてできた」と大喜びする子もいる。

 その後の指導をみていて、気になる点があった。

 それは、1回できた後、すぐに次のステップの技に挑戦する子がいるのである。

 小学校体育の器械運動については、「できた。」だけなら、1回でもよいのだが、


 「できた。次のステップにいける。」といえるのは、3回連続成功できた時だと考えている。


 1回できて、2回目ができなければ、安定してその技ができるとは言えない。

 その状態で次のステップに生かせるのは、危険ですらある。

 例えば、4段が1回跳べたからといって、すぐに次の段に挑戦しても難しい。

 だから、児童には次のように言う。


 「3回連続安定して跳べたら、本当にできたと言えるんですよ。」


 もちろん、3回連続して成功しても、次のステップでできなくなることもある。

 その時は、前の段階に戻って練習すればよい。

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