以前はそうでもなかったのだが、物語を読んで涙が出る時がはっきりしてきた。
例えば、「泣いた赤鬼」を読んで涙が出る。赤鬼が青鬼の置き手紙を読む場面である。
「サーカスのライオン」を読んで涙が出る。年老いたライオンが自分を犠牲にして少年を助ける場面である。
映画「ドラえもん」を見て涙が出た。ドラえもんのためにのび太がジャイアンに勝負を挑む場面である。
誰かのために行動する人を見ていると、「すごい」「頑張れ」「ありがとう」という諸々の感情があふれ、泣けてくるのである。
たぶん、自分も「誰かのために役に立てる行動をしたい。」「できるような人になりたい。」という気持ちがあるのかもしれない。