順境の象徴は極楽だと思いますが、私は極楽にいきたいとは思いません。全てが思いのままの世の中などつまらないと思うからです。
また、逆境の象徴が地獄だとすると、仮に私が地獄に落ちたとしたら、地獄を楽しいところにしていきたいと思います。
順境にあっても、逆境にあっても、自らがその場で「いま」をより良く、より楽しく生きることで、環境や運命を変えていく。それが人間ではないかと思います。
ヒロシマの被爆者である平賀佐和子氏の言葉(月刊「致知2012年4月号より)
こういう方は、どんな環境にあっても、それを自分の糧にして生きていくのだろう。
こういうしなやかな強さを持つ人になりたい。