これはLINEに届いていた日本のニュースですが、これもびっくり〜
この制度を決めた方達は、保育士さん達を子供を自由に操れる魔法使いだと思っているのかな!?
こういった制度を決める立場にある方は、最低1週間。可能なら1ヶ月くらい、ボランティアで職業体験をされてみるのが良いと私は思います。
そうする事で、なぜ、人手が必要なのか。どんな仕事に時間がかかっているのか、また、もしかすると外部からの視点で、これは必要ない業務なのでは!?など、改善点も見つけられるかもしれません
子育てされている方達は、4、5歳児の我が子が25人。その子達の日々の安全と発達を促す役割+業務。それを一人で担当!? しかも低賃金にて。なんて言われたら、お断りじゃありませんか。
私は。。。無理だな。。。
しかも今は30人!?
どうやって安全を確保してるの!?
どうやって子供達の興味や発達を観察し、必要な環境を整えているの?
子供達一人一人との関わりや成長を記憶なり記録してるの?
4、5歳児というとキンダーの年齢ですね。
私が実習で行っていたクラスは25名でしたが、先生2名体制です
先生も途中で休憩に入るので、その時間帯をカバーする先生がきます。
これはオンタリオ州の大人:子供の規定
ちなみに、私は月曜日に日本で言う年少さんの年齢かな?
プリスクールのクラスへ代行の仕事に行ってきましたが、欠席者がいたので13名の子供達に対して、私を入れて幼児教育者3名+学生がいました
プリスクールなので、正規の比率は幼児教育者1名に対して子供8名です
なので、16人クラス。
ただ、このクラスにはASD(自閉スペクトラム症)の生徒さんが2名いたので、それで3名体制。
それでも人手が余る。。という事はないですね。
ただね、クラスの雰囲気は割と落ちつていると感じました。
クラス担任の先生もゆったりとした雰囲気で子供達に接しているからかなと感じました。
同じ系列の保育所に3箇所行った事があるのですが、場所によって雰囲気が少し異なるんですよね。
今日行ったところは、スーパーバイザーも、スタッフ同士もいつも明るくて和やかな雰囲気なんですよね。 私もそういう心構えを意識したいものです
なので、人数だけが問題ではないかもしれないけれど、少なくとも、一人が見れる限界を超えている環境で、保育士さん達にあれこれ求めるのは 無理があると思います。
人を雇うには、お金がかかります。
良い人材を育てるには、教育も必要です
その教育にもお金がかかります。
保育士や教員という仕事は、直接その日の経済に働きかけることはできません。でも、未来の良い人材を育てる=未来の社会や経済へ働きかける仕事だと思います。
なので、そこで仕事するスタッフ達自身が個人の尊厳が保たれ、専門性を発揮でき、子供達が安心安全を感じられる環境で、興味を探究していける環境ができたら、そこで過ごす子供達はのびのびと、それぞれのペースで 心身健やかに発達していけると想像できませんか。
だから、政府がそこへ税金を使う事や、そういった明るい未来への投資を
子供に直接関わる人達だけでなく、社会全体から理解を得られ、保育士さん達の働く環境、また賃金の改正が実施される事は、子供達、そしてそのご家族、また、そこで働くスタッフ達のWell beingも向上するように思えてなりません。
低賃金問題に関しては日本だけに関わらず、カナダでもある問題ですけどね。
これに関しても言いたい事たくさん!!!!
人権問題と同様に、これから先、改善されていく事を心から願います
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