☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

気になる心理

2019-11-15 | 子育て
時々考えてる事。 でも寝る前に考えてるので、いつの間にか寝ちゃう(笑)

「こうした方が良いとわかっている/でも、できない。やりたくない」逆に「こういうことはしてはいけないと知っている/でも、やりたくなっちゃう。」 こういう心理ってその人の人生の何がそう言う考えを生ませているのか、どんな気持ちから そういう思考になるのか。 それともコントロール不可能な生まれ持った何かが関係しているのか。

この心理を理解したい。どういう心の状態が、それまでの経験が、この気持ちを生み出し、実行してしまうのか。逆に「良い」と頭では分かっている方へ行動を向けるには、どういった考え方やアプローチが有効なのか。時々考えています。

これがわかると、理解できたり、解決できる問題が色々あるように感じるんですよね。

誰でも小さなことから、深刻レベルまで内容は様々であっても、この気持ち 感じたことある人多いんじゃないかな。私もあるよ。

子供のいたずらや、問題素行なども、何度も同じ事を注意されても、なかなか改善されない。 時に「わざと!?」と思ってしまうくらい 繰り返す子もいる。

ある程度年齢が上がり、考える力が備わっていると感じれば、注意された事の意味は理解できているはず。。と期待してしまう。でも、行動はあえて好ましくない方へ行ってしまう。。それが自分の力ではどーにも こーにもできないのであれば、それはその子が脳機能などに問題を抱えている可能性も考えられる。 まーでも、子供のいたずらくらいは可愛いレベル。
それが積もり積もって他人や家族、自分の子供、世間の人達を巻き込むレベルで、心にしこりを抱えた大人になる前に、何かできることはないのだろうか。

例えば、シリアスな子育ての問題と向き合ってる方達の話を聞いて思うのが、「親自身の心のしこり解決」が、最優先ではないかと感じるんです。それでも子供はどんどん日々成長できる可能性をもっており、自分の全てを受け止めて欲しと思うのに、親の心のしこりが原因で、その成長を阻止させられてしまう事はとてももったいない事だし、残念な事だと思います。 それでも親本人に自覚症状があり、第三者の助けを上手に使っている人は、長期目線で希望を持てそうな気がします。 子供もその親以外の信頼できて、自分を受け入れてくれる大人が側にいてくれることで、救われる事があると思います。。でも、そういう存在が近くにいない親子で、心を閉ざしてしまっている場合、どうしたら良いのでしょう。子供達の事を考えると、困ったことになってしまう可能性がでてきます。

「いじめはいけないこと」「相手が嫌がる事はしてはいけないこと」「これをしたら、周りに迷惑がかかること」わかっているのに、なんか壊したくなっちゃう。「本当はこうした方が、もっといいのに」とわかっているのに、そこに反発したくなっちゃう気持ち。素直に応じることができない気持ち。 でも、もしかしたら、そうしてしまう心理の中に「本当はしたくなかった/本当はもっとこうしたかった。。でも できなかった」という事もあるのかもしれない。そんな気持ちから さらなる自己嫌悪に苦しんでいるかもしれない。 そこを理解できたら、もっと関わる人達のアプローチも変えられるような気もします。


考えてみると、こう言う心理って身近なところに沢山あるよね。

「これをするのは子供によくない」「今はこれを優先させた方がいい」「これは体によくないとわかっている」「これをするのは品がない事だ」「これは自分勝手な行動だ」でも。。。やりたくなっちゃう。やめられない。 あー、またやってしまった。。。の繰り返しで落ち込む。

自分の中で消化できる範囲なら それほど問題はないのかなと感じるけど、積もり積もって、虐待、ネグレクト、いじめ、体罰、大人になりきれない大人、激しい夫婦喧嘩、他人への誹謗中傷、被害妄想、自暴自棄こういった事も、根本的な心理部分に、この「いけないとわかっているけどやめられない」「こうした方がいいとわかっているけど、できない」という問題も潜んでいるように思うのです。

じゃあ、何が、そういう気持ちを生じさせてしまっているのか。 そこを分析できないものかなあ。。と。 また、それに対して、周りで関わる機会がある人達は、どうアプローチすると 自分自身や相手の心にあるしこりを小さくすることができるのか。このスキルがもしあったら、解決できることが、色々あるなあ。。と日々の生活からも感じるのです。

またこんな事を考えながら、解決案が浮かぶ前に、今夜も夢の中へ入ってしまいそうです。。




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