☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

空腹を避けるために

2017-10-05 | 学校関係
弟君も学校へ行き始めたので、初めての学校でのボランティアに参加しました。
多分他の公立の学校でも同じようなシステムがあると思うんだけど、お兄ちゃんが通う学校では、Nutrition for Learningというものがあって、お弁当とは別に、お腹が空いている子は、食べられるスナックが用意されています。
オフィスにも りんごが置いてあったりするのですが、各クラスに軽食が用意され、お兄ちゃんのクラスでは「お腹が空いて勉強に集中できない時は、それを食べてもいい」という事になってるみたい。

で、その内容は私も今までは話を聞くだけだったのですが、今回その軽食を分けて、各教室に配布するボランティアを週に1度 子供達が朝登校後にやってみることにしました。

正直、すごいなと思いました。

幼稚園から6年生までのそれぞれのクラス分に、保冷剤を入れておけるバッグが用意されていて、教室番号、生徒の人数、小麦、乳製品のアレルギーの生徒の名前、宗教上豚肉が食べられない生徒の名前が書いてあり、そこに保冷剤と軽食を入れて、各教室に配るんです。


毎日メニューが少し変わるのですが、今日はクラッカー、りんご、チーズの日。という事で、1クラス20人の場合は、10人分くらいの量に切って分けてあるチーズが入ったタッパーが冷蔵庫に既に準備されていて、私はそれをバッグに入れていく係。

豚肉がダメ=ゼラチンが入っていると食べられない。 ということで、そういう子がいるクラスには、ゼラチンを含まないチーズ、ヨーグルトが別途用意されていました。

クラッカーも、1箱1クラス分が用意されていて、りんごも丸ごとクラス人数の半数分ほどをバッグに入れました。

これらの食材は、州政府からのサポート、保護者からの現金でのドネーションによって、まかなわれていて、そういうったお手紙も毎年もらってきます。

なので、食材も全校生徒分だとダンボール箱単位でになるので、かなりの量です。 これを毎日1年間提供してるって、すごいなあと思いました。

収入の高低に関わらず、食に無関心な親がいることも確かなので、お腹が空いて勉強に集中できない事は、頭にも体にもよくないから、一人一人には些細な量かもしれないけど すごく子供の健やかな成長を見守るいいシステムだなあと 感心しました。

それとは別に、毎週1度、ピザを注文できる日もあり、お兄ちゃん達が通う学校では半年分ほどまとめて注文するのですが、その申し込み用紙にも、「書かれている金額を出すのが大変な場合は、出せる分だけでいいです。その代わり、多く出せる方は、ドネーション歓迎です」と書かれていました。

多く出せる人、出してもいいと思う人達が、ちょっと負担に感じる人達をお互いは知らなくてもサポートできて、子供の空腹を少しでも減らせる、これもいい配慮だなと 感心しました。

お友達のお子さんが通う学校では、お菓子は駄目だけど、チーズとかスティック野菜やフルーツなどであれば、授業中に食べてもいいそうです。

空腹を気にするより、集中力も上がる効果が期待できるみたい。

大抵どの学校でも食事の時間は2回に分けているので、多分お腹が空きすぎて、ぐーぐー鳴る事は滅多にないんじゃないかな。


日本の子供の貧困や給食費未払いの記事を読んだ事がありますが、カナダの少し多く出せる人、出してもいいと思う人が 少し多めに出して、バランスを取る方法、日本でも試してみたらどうなのかなあ。。 なんて思いました。 給食以外の間食も、マイナスではないように感じるけどな〜。


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中秋の名月

2017-10-05 | 日常の出来事
夜、綺麗なお月様が見れました。 


ほぼ満月。中秋の名月が見れてよかった。
今これを書きながら思ったけど、隣の家との境に、ススキが生えてるんだよね。。。それも一緒に入れて写真を撮ればよかったなあ。。。



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