ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

剣神 時を越えた約束 日暮紅著 文芸社

2011-09-21 15:41:40 | ファンタジー

剣と魔法?と精霊のファンタジーのようですが、世界がこうなっている理由と、こんな世界をベースにした意図が不明です。

つまり人類?が宇宙に広がっているというのに、単一惑星に全種族が揃っていて、それらが互いに争っているということと、なぜ、武器が剣なのと・・・・生活も、ヨーロッパ中世のイメージで、どこが宇宙時代なのと・・・

ちょっと読みにくいのは、

1:男女の話し方がごちゃごちゃです。おかまさんかとか、母親なのに、親分みたいな話し方とか。この小説は、コミカル系じゃないようですから、まともにやって欲しかった。

2:話が、ポンポン過去にとびます。行を開けただけなので、過去の話だとわかるのに少しかかります。過去の話の後は現在に飛んじゃうわけだし。

3:ちょっとしたズレが、あちこちにあるようです。そう感じるって少し変じゃないかとか。その展開は少し外れていないかとか。

最初のほうに、天使のような白い翼と魔物のような黒い翼を持っているという精霊がでてきます・・・・うむ~トンボみたいに4枚の翼か?

剣になってる精霊が、部屋に忍び込んできた奴に気づかないのはなんかな~とか。

惑星に使命を帯びてやってきたと書きながら、使命を果たしたあとに帰る先が、今いる惑星の一地方って、変です。

うむ~ 最後まで読むのきついです。

10年寝かせた原稿のようですから、もっとチェックを~というか、編集どの~ ちゃんとチェックしてください。

これが、処女作のようですから、今後に期待します。

(戦闘描写につっこむどころじゃありませんでした)

コメント (3)
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パラドックス学園 鯨統一郎著 光文社

2011-09-15 17:29:12 | ファンタジー

パラドックスの紹介のため(あまり熱は入っていませんから紹介としました)の、ミステリーならぬファンタジーです。

前書きの一文は、とぼけていますが、この作者ですから、それがどうしたっていうところです。もちろん、本書の内容とも一切関係ありません。

本書では、早々と、パラレルワールドらしきことを明かします。結局のところ、ミステリ学園と同様な小説の世界であるとわかります。

殺人事件そのものの謎解きは、いいかげんです。密室殺人では検討すべき2件(最後に閉める直前に殺していないか、最後に開けた時に殺していないか)を調べていまませんから。極論すれば、結論ありきの殺人事件です。

で、犯人は、読者ですと・・・・で、その殺害手段は・・・

これらが、ファンタジーとする理由です・・・

ついでながら、海外の著名なミステリー作家が複数登場しますが、全員ペン・ネームそのもので登場します・・・未婚なのにアガサ・クリスティって笑えるかも・・・わざとでしょうね、これは。

追記:他のインパクト強すぎて、忘れてました:P7:”痩せた躰とはいえ、全身、バネを感じさせる”って一文。逆に、バネを感じさせる躰って、痩せてるほうじゃないでしょうか。なので、”とはいえ”ってのが変です。

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ミステリアス学園 鯨統一郎著 光文社

2011-09-15 13:46:57 | 本と雑誌

ミステリーの講義のための小説です。

講義以外の内容は、お世辞にも・・・・・・

まあ、小説中小説だからってわけでもないんでしょうけど・・・

1:事件が起きた別荘にしろ、アパートにしろ、事件現場そのまま何ヶ月も放置って、絶対ありえないでしょう。

2:特に、足跡がって、なんのこっちゃ?そこはアパートだというのに半年たっても誰も掃除しないし、見つかる足跡は部員だけ?

3:指紋を云々しないミステリって、いつの時代のものだろうか?(DNAの一言もでてきませんねw)

犯人を読者に仕立てることができたらすごいってのを、どこかで読んだことがあります。いったん仕かけてますが、最終的には、まだ読んだことがない人が犯人だと・・・・ ファンタジーだったようです。

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顔認証技術について

2011-09-14 00:54:57 | デジタル・インターネット

顔認証システムも、結構進んできたみたいですね。

男が女に化けた程度なら、同じ人と認めるって、でも、被験者、顔に特徴ありすぎ・・・・ホクロ?で認識していないか?

さて、メガネをしている人が、メガネ曇っている場合とか、メガネを変えた場合とか、メガネをはずした場合とかをやって欲しかったんだけど、多分、全部別人としただろうな~

さて、ジョニー・ディップのソックリさんは通さないってのをやったんだけど、ジョニー・ディップをどう登録したのかな? おそらく写真を使ったんだろうなw

写真登録したなら、本人も拒否されるかもwww (多分、大きさ=面積が違うとかいう、まったく違う理由からかもねw)

さて、本人が寝不足で眼周りが腫れぼったいとか、隈ができてるとか、ものもらいできた場合とかも調べて欲しかったです。 何?番組、これが最後!!!

まあ、顔認証は、遊びの域を出ないだろうし、それに、まかせる気も起きないかもw

指紋認証のほうが安心でしょうwww いまだ、警察の証拠から、はずされる動きないしw

おまけ:一卵性双生児って、DNAは一致しますが、指紋は違いますwww また、いまだ、同一の指紋を持ってます~って人または証拠が現れていないような?確率的には、同じ指紋を持つ人がいていいはずなんだけどな(もちろん指1本の場合だけで)。

追記:注目する人間のアリバイの有無を、いろんな媒体から探して調べるときに使えますね。もちろん、こいつ、今、どこにいるんだって調べるときにも。アメリカのTVドラマCSIでやってるみたいなw

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ドラゴンラージャ1~12 イ・ヨンド著 岩崎書店

2011-09-13 19:33:48 | ファンタジー

剣と魔法の、少しギャグ系のファンタジーです。

ドラゴンは当然として、エルフ他の指輪物語でおなじみの生物がすべて出てきます。

ただし、ドラキュラまで出てきて、素でもタフなのに魔法まで使うってのはおきてやぶりかも。ライカンスロープは話題のみかな。

主人公の独白形式で話はすすみます。ドジ系、落ち着き無い系のキャラなので、まあ、雑念だらけでも、差し支えないかと・・・・集団戦闘も結構もれなく描写しますので、まあ、眼をつぶりましょう。

さて、9巻、141ページに、馬車の中にずっといたエクセルハンドが、落ちたと思ったとウンチャイを怒る場面がありますが、作者のチョンボです。中にいる人は急に窓の外にぶら下がるからビックリするだけです。落ちたと思うのは馬車の上にいた連中だけです。

意外と、この手のチョンボを犯す作者って結構いるんですよね^^;

あと、説明していないとか、伝えていないのに、なぜか伝わっているチョンボとか。

コミックなんかだと、ページ制限や展開のテンポから説明する場面を省くのは、当たり前(読者は知っているから、どっかで説明したことにして)としても、小説では、いただけません。まあ、場面を意図的に飛ばすことは、この小説にもあるんですが。

ところでフチの戦闘方法ですが、力まかせにバスターソードを振り回すだけです。どうかすると、持ったまま回転って、ギャグなのでお目にかかる方法かも。でも、眼を回さないって、う~んスケーター並み?戦闘になったら、絶対、側に寄れない奴です。

ところで、最初の事件での身代金支払い猶予期間(やたらと長くないか?ドラゴンって気がすご~く長い?)だからって、まだまだ余裕があるからって、いろいろやってます。普通は、早めに開放しようとしないか?

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