ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

動物などの個体のデータ管理について

2024-05-30 17:05:42 | デジタル・インターネット
少し古いTV番組ですけど

パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル Season2 で、
子供をデータ管理するために、手にチップを埋め込んでいるという話があり、
そのチップを調べるのに手術して取り出し、読み取り・解析を試み
逆にのそのチップのセキュリティ保護に掛かってコンピュータが乗っ取られて
位置を報告されるというトラブルが起きます。

通常、犬猫を始めとした動物に埋め込むのは、マイクロチップと言い
外部からRFを出すと、そのRFを誘導電流として使ってチップに
記録された15桁の識別番号をRFなどにして返すだけのものです。

 マイクロチップ自体を大型にして、そこに、個別の情報を記録するなんてのは
 相手が、自前の電源を持ち感電や電波・電磁障害を問題としない装置レベルの
 ものである必要があります。
 人間や動物で実現可能なレベルでは、ありません。

基本的に、対象のIDが認識できれ良く、後は、そのIDについての後付けの
全ての情報は、自分達だけがアクセスできるコンピュータシステムに記録して
おけば良い事なのです。

実際に、体に埋め込まれたチップから入手可能なデータは、IDだけ
と言うのが、もっとも秘匿性が高いのです。
IDが知られても、それだけなのですから。
まずは、管理コンユータがどこにあるのかが最初のガードです。
コンピュータの所在が知られても、侵入させない、どのコンピュータか分からせない、
アクセスキーを知られない、どのアプリケーションか分からせない、などで秘匿できるのです。

 犬猫などは共通データとして管理されているだろうから、しかる役所に
 問い合わせれば誰の所有する動物の何かかはわかるでしょう。
 それ以上のデータは飼い主に聞けです。

ついでに、位置情報も通知されたとなっています。
でも、普通のコンピュータはGPS機能を持ちません。
よってコンピュータが乗っとられても位置情報は知られようがありません。
コンピュータのどこかに記載されているメールアドレス、住所や電話番号を
盗み見られる可能性はありますが、そこまでです。

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