ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

太陽光パネル再生材促進のこと

2024-08-27 00:58:40 | 社会・経済
中国は太陽光パネルの材料の産出が豊富であるため、
再生するより安く生産できています。
よって、中国では再生材料は赤字販売になることが必須ですから、
パネルは引き取っても廃棄の一択です。
 (そもそも、引き取らないし、朽ち果てようが放棄のようです)

日本でのパネル生産では、中国現地材料費+輸入経費より
安ければ、使用して貰えるわけですが・・・

日本での太陽光パネル生産工場を日本国内に持つのは長洲産業の一社のみ。
日本企業:外国企業の太陽光パネル総出荷比率は47:53となって
いるようですが、日本企業の1社以外は中国辺りで生産しているわけです。

別の統計では、太陽光パネル出荷量の中国シェアは71%、日本は1%未満
となっているようです。
この1%未満が長州産業の生産でしょう。

つまり、日本で再生材料を作っても、日本国内=長州産業では使い切れない
ことが明らかです。
海外に売る場合、中国産材料と同等の値段で売る必要があります。
 つまり、お金=税金を補填してやらないと売れない:買って貰えないのです。
長州産業に材料を無料で提供しても、売り切れる様になるかは疑問です。
 (パネル以外の費用もありますが、他国に突っ込まれて終わりそうです。)

再生事業に、税金を使う:お題目は立派に見えますが、どの企業も喜んでは使えない
ものを生産するだけ=援助金を払わないと使って貰えないものを作るだけ=
日本を貧しくするだけです。
コメント
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