ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

福寿草で一番最初に咲くのは 追加2

2023-01-25 12:19:55 | 園芸・家庭菜園
今年度の福寿草のためのビニールハウスの加温は止めました。

四方の壁部分は、高原山から吹き下ろす北風、男体・女峰から吹き付けてくる西風を
遮るためにビニールを張っています。東と南はツーツーでも良いはずですが、犬猫タヌキ
カラスなどの侵入防止も兼ねてビニールハウスのセットに含まれていたビニールを張っています。

屋根部分は、半日陰や雨を半分通すとか鳥の侵入防止も兼ねて網戸用の網を張っています。

で、福寿草を植えた鉢は、そのままでは不安なので、日没前に寒冷紗を掛け、日が昇ってから
寒冷紗を外しています。
 ~これでも、鉢の中の土は凍って霜柱が立ちまくりです・・・
  昨年度、これにビックリして電熱器で保温をしたのですが、停電事故で、多数の福寿草が
  葉焼けし、枯死したのが17種17鉢。根のほとんどが枯死するも小さい芽でかろうじて生きて
  いるのが9種9鉢でした。よって、今年度は、凍結の危険を犯すことにしたのです。
  ~数が多すぎるように見えるかもですが、全部で100鉢超えます。
  ~20年近く庭植え福寿草を寒冷紗だけで保護したのですから生き残るはずです。
   寒すぎると(暖かすぎる場合も)、白花も紅花も黄花で咲いてしまうようです。
   白花も紅花も寒さに当てないと黄花で咲くことは分かっているようですが、限度を超える
   ところは周知されていません。北海道は日照不足という結論にされています。
   ところで積雪地帯では雪が保温の役目をします。やたらな低温に至らない
   ように働くのです。積雪なんて無い地域は、限度無く低温化するのが怖いのです。
  ~この枯死のダメージは非常に大きいです・・・
   なかなか市場に出ない・出ても高価な品種が多く再入手が難しいのです。
   ~再入手出来ていないものを挙げておきます。王冠・赤城伯華・魁・天緑・晃星・むさしの・
    青梅紅・八街黄梅(ヤチマタオウバイ)。
   ~これまでは比較的安いものに集中して集めていました。生育環境を決定・固定できていない
    のに高いの買って枯らしたらバカみたいですから。
    

最初に開花したのが白宝(ハクホウ)の茎が中空のもので昨年12月20日過ぎに開き始めました。
 ~白宝は4倍体の白花フクジュソウと2倍体の白花ミチノクフクジュソウの交配の実生選抜種
  とされています。なので、白宝の茎には2種類が出ます。ひとつは今我が家で咲いている茎が
  中空のもので、中空はミチノクフクジュソウの性質です。
  一方で、後年爪折笠とのセット販売で入手した白宝は、茎が中実で、これは4倍体のフクジュソウ
  の性質です。これ入手年度は黄花のままで終わり、その後、庭植えした所、ネコやカラスの被害で
  花札との対応が取れなくなり昨年度以来、不明鉢の扱いにしているのですが、昨年度は鉢に植え
  替えたせいか白花らしい株は現れませんでした。今年度は、完全に咲いた花は中空の白宝のみです。
  ~中実の白宝は、花が遅いのかもです。

  他に、開きはじめたのは、爪折笠、日輪です。
  ~1/17追記:本日の快晴で一気に開花が進んだ株があります。
   撫子、韓国福寿草(済州島姫福寿草とは別物)、
   小梅(明日満開予定)、紅撫子(明後日満開予定)です。
   爪折笠、日輪は花芽が立ち上がるのは早かったのですが、1/17未だ全開には至っていません。

  追記~撫子と金鵄の名札が入れ替わっていたようです。金鵄のフギレが多い年に撫子との取り違えを
     してしまったようです。昨年度の金鵄(名札は撫子)には、フギレがほとんど無くてやっと
     気付いた次第。

  ~今年度入手の花は生育地域が違うので除きます。

  金世界が最初に咲くと書いているHPもありますが、我が家の金世界は、ツボミが地上に出た
  だけです。1/17も同じ状態です。

  ところで白宝の芽変わりは生育が遅いようです。未だツボミが地上に出て来ません。
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福寿草 金鵄 いろいろ  訂正版

2023-01-25 12:04:48 | 園芸・家庭菜園
キンシという名前の福寿草は江戸時代にありました。
 ~キンシタマゴに類似しているからの銘々と思われます。
  現在の金鵄は、キンシタマゴとは全く似るところがない花です。
  別の花に名前を充てて売り出したものと思われます。

今のキンシは金鵄を充てて、金鵄勲章に似ているからの命名としています。
写真を比べるとわかりますが苦しいです。
~金鵄は3倍体です。

金鵄に添付の花札の写真は、花弁のいくつかにフギレがわずかにある花を示しています。

ヤフオクで昨年度は複数の方がキンシを出品しましたが、様子が違うようなので、全部を
買って見ました。なお、平成福寿草の会の写真集にも2種類の金鵄が掲載されていまして、
1つは、フギレが激しく、大和に近い品種に見えます。もう1つはフギレがほとんど無い
ものです。
~フギレの激しい花の株を数年前に見つけて買ったのですが、園芸花店だったせいでしょう、
 根腐れしてしまいましたし、写真撮るのを忘れていました。花札は最初に買ったものと
 同じ写真でした。
~多弁花に見える写真をもキンシとして重複掲載している方がいましたので確認した処、他所様の
 写真を借りているそうです。で、多弁花のもフギレの多いのも入手できませんでした。

我が家の物で庭で咲いていた時の写真をしめします。この花、環境によってフギレの状態が変化する
ようで、ほとんどフギレを観察できない年もあります。





1つ目。(この株の2番花も今は咲いていますが、フギレがまったく無い細弁一輪花です。)



次はフギレが少ない花です。



次は、少しのフギレがあります。


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