ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

太陽の表面とコロナの温度

2011-06-23 08:24:13 | 日記・エッセイ・コラム

太陽の表面温度が摂氏6000度に対してコロナ温度は100万度以上ということについて思ったこと。

皆既日食の写真を見ると、コロナは、太陽の上空全域を覆っているようにみえます。コロナについての記事にも、500kmから温度が上昇しはじめ、2000kmを境に1万度から100万度まで急激に上昇するとあります。

で、疑問は:

太陽は球体です。皆既日食で円に見える状態で温度を測っても、太陽表面と見える手前には、非常に分厚い太陽の上空大気(といっていいのかな?)200km以上の厚さが控えていて、その一部は100万度もあるはずです。いっぽう、ず~と手前は月の表面温度から推して絶対零度ということはないですから、まあ1000度くらいでしょうか。

一方立ち上がっているコロナの手前にも、コロナの上方にあたる部分が見えるわけですが、こちらは、焦点のコロナよりは温度が低い部分が手前に見えていることに。

ついでに、まともな太陽表面も、先にのべたように100万度を越すコロナと、かなり低温度のエリア(地球まで届く)を通して見ているわけです。

このような環境で、温度ってまともに測れるんでしょうか?見えている色から温度を推定するんだと思うのですが。

光の波長と強度の分析から求めるんでしょう。で、手前の影響って除けるんですよね?

コメント
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