ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

相対論の等価原理について

2010-06-09 21:18:21 | 学問

大概は、等価原理として、

 「 一様な重力場によって生じる変速度運動 」 と 「 相対的変速度運動 」 とは区別することができない。 また、 変速度 ( 相対的変速度を含む ) の原因になる 「 重力 」 と 「 相対的   変速度力 ( 慣性力 ) 」 とは区別することはできないし、 これらの力を合成することができ   る。 また、 変速度 ( 相対的変速度を含む ) を生み出す 「 一様な重力場 」 と 「 相対的一   様重力場 」 とは区別することはできないし、 これらを合成することができる。

と、書いてありますが、現代の技術を用いれば、「重力」 と 「 相対的変速度力(慣性力)」は、区別できるはずだな~と。

つまり、レーザーの偏移を見ればいいのではと思うわけです。立っている上方に向けてレーザーを出し、それを上方から観測して青方偏移していれば、慣性力つまり飛んでいるってことですね。で、偏移の程度から、速度もわかるだろうと思うわけです。地上の重力場なら、重力+飛んでいる方向があちこち(自転:赤道で500m/秒、公転:30km/秒、太陽系が銀河中心に対して220km/秒)で、意外と速いな~どっちに飛んでいるだろう?慣性力も大きくないと区別付けにくいか?

ついでに、時間短縮の説明のために、高速で飛ぶ宇宙船を使うのが、良く出てきますが、納得いかないんですよね。

進行方向に対して横に発射した光を壁に反射させて、往復の時間を計るというものですが、宇宙船が停止しているときはいいとして、速度をあげていったときでも、全く同じように反射して帰ってくると見なしていますよね。絶対、ずれてきて、宇宙船の速度を考えて、反射角を変えてやらないといけないと思うんですけど(この時に、宇宙船の速度は自前で計算できちゃうな)。結局、宇宙船の速度をあげると、光の通過距離も伸びることが計算できちゃうわけです。結局宇宙船内外の観測者は同じ結果を得るのではないかと。それとも、絶対にずれないという計測データがあるんでしょうかね?角度調整は不要と考えてはいけませんよ~それって、光もこの場合に限っては、銃弾と同じく空気に乗って飛んでいるんだと認めるのに等しいですから。

とうことで、時間短縮の根拠は、どっから出てくるんだろうな?

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世界時計と針の夢上下 諸口正巳著 中央公論社

2010-06-09 14:49:17 | ファンタジー

10年前に飛び散った世界時計のパーツを集めて、それを組み立てて時間を10年前に戻すということをやっています。一種のタイムものですね。世界時計が壊れたことで、世界は破綻していき、空が裂けて怪物?が出現するなど奇妙な事件が起きます。

1.空が裂けるって、架空世界でも、奇妙すぎないか?まあ、古代には、そんな心配をするお話があったわけなんだけど。

2.パーツの回収にあたる<クマバチ>が、不死で、質量保存側を無視して再生します。ウルトラマンの変身を認めるなら、こっちもかな~ 血痕まで消えるってのは、やりすぎだろう。

3.人が昆虫に変化してしまったりするんですが、ファンタジーだからとしてもね・・・(カフカの変身か?) 自分が虫以下だと思い込んで寝たら変身してしまったから、それが原因ではと述べられています。 さて、その大きさが、実物大の蚊、ハエ、ムカデとか(質量保存則は?)、人間大のカマキリ、コガネムシだったりで、そのあたりの理由も原因も不明。実物大のほうはしゃべれないようですが、人間大のほうは、しゃべれるようです。まあ、実物大は音域が高くて聞こえないからとしても良さそううですが、なんか人間のしゃべった内容を聞き取れていそう。昆虫化で、おつむは、それ相当になるようですが、ムカデは、なんか結構頭良さそう。<クマバチ>には、時に元の人間が幻想?で見えるというのも、ちょい気になるところ。

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