風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

オーマイニュース

2006年08月28日 | 雑感

オーマイニュースというサイトが今日マスコミ注目の中で開かれました。
既存の新聞社やテレビ局の縛りから離れて、登録した在野の市民記者が自由に記事を書くという試みです。
試み自体は大いに賛同を得ることですし、今後の発展も大いに期待できるはずのものでした。

で、ちょっと覗いてみましたが、もうあれです(笑)
ソフトバンクが7億も出資して開設したサイトですが、重くてまともに記事を開くことさえできません。
それは初日の不慣れなための不具合ということにしても、記事の内容があれです(笑)
なんか、特定の思想性を持った人々の主観の垂れ流しという感じです。
同人誌に載せるのにはいい記事かもしれませんが、双方向コミュニケーションを特性とするネットでは、
これは叩かれますね、間違いなく、というか、2chでは例によってぼろくそです(笑)

主観がいけないわけでは全然ありませんが、双方向性のコミュニケーションの場としてこのサイトを開設したのなら、
その主観の根拠なり、論拠なりを書き込まないと、もうなんというか、議論の糸口さえ見つけがたくなります。
ただただ、ぼくは、私はこう思う、こう思ったでは、ニュースとは言えません。

なんでも、韓国発祥のシステムらしくノムヒョン大統領が誕生したのも、韓国版オーマイニュースの世論への影響が多大だったらしいです。

興味ある方は、ご自分で。
でも、7億かけたシステムにしては、とてつもなく重~いですよ(笑)

http://ime.nu/www.ohmynews.co.jp

双方向のコミュニケーションって、結構覚悟がいります。
何かを書いたら、それに対するリアクションというのは、実に色々な内容と形があります。
自分の意見を言うだけ言って、賛同する人だけのリアクションを求めるというわけには行きません。
だから、それだけその意見の裏付け、根拠が乏しく、思い込みだけだと猛烈な反撃が来ます。
思い込みでもいいのですが、その場合にはその意見は思い込みだと前もって断る必要があります。
特に、政治的な話や歴史問題などいろいろな考えの人がいるわけですから、論拠を明確にしておかないと、猛攻撃を受けます。

具体的な論拠を書かない印象操作的な記事、意見というのはネットではもっとも嫌われます。
まぁ、そういう印象操作的な情報報道というのは、大新聞でも大テレビ局でもしょっちゅうしていることなんですが、
だからこそネットの情報発信ではそういうゴマカシが嫌われます。

開設したばかりですが、さてさてどうなることやらと野次馬根性です。