風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

運命と宿命

2006年08月19日 | スピリチュアル
台風一過でも、何せ進行速度が遅いためまだ空は雲が覆っています。
暑さが和らいでいいのですが。

昨日テレビで細木和子が出てて、ちょっとおもしろいことを言っていました。
運命と宿命があるというのです。
運命というのは、占いなどで示されるその人の人生の時系列に沿った、いわば運命の勢いの趨勢です。
要するに、誰でも人生の浮沈があり、その浮沈はその人の生まれでた星を知ることで占いでも示すことができるということです。
それに対して、宿命とは、その人が先祖から引き継いだ因縁やら業やらを背負った状態で生まれてくることです。
運命は、その人の生まれた日の星を占うことで、ある程度統計学的に知ることができますが、宿命は人それぞれの因縁ですから、
その両方を知ることによって、人生航路を無難に渡って行くことができるというような話だったと思います。

運命はある程度生まれつき日で決定されますから、例えば大殺界の時は新い事業やらなんやらをしでかすというようなことは、
極力控えるというようなことで気をつけることができます。
宿命に関しては、その運気を高めるには、ご先祖の供養ということでした。
宿命がご先祖の因縁によってその運気が左右されるならば、先祖の供養を通じて、
持ち越した因縁をよりよきものに変えていくことができるということだと思います。

なるほどなと思いました。
でも、よく分からない点もあります。
欧米人などは先祖供養にそれほど意を用いているようには思えません。
知っているアメリカ人など、自分の先祖が何処から(例えばドイツとか北欧とか)来たのかさえ興味がありませんでした。
もともとキリスト教では、仏教的な因縁を信じないのかもしれませんが、因果応報は信じているはずです。
でも、生まれ変わりは認めていない(公式的には)はずですので、先祖からの因縁という考え方はないと思います。
先祖供養をしない欧米人が宿命的に日本人より弱いというふうには考えづらいです。

でも、先祖供養の考え方って、仏教よりも神道から来た影響の方が強いと思うのですがどうなんでしょうか。
お釈迦様が直接先祖供養を説いたことはなかったように思いますが。

ま、それは置いといて、運命的には絶好調なはずなのに、なんか運気が冴えないということがあれば宿命が弱いということは考えられます。
素直にお墓参りに行ってみるのもいいかもしれません。
ぼくの先祖の墓は父親の田舎の、ほんとのド田舎にあるものですから、おいそれと行けないのがあれです。
ここから1500~2000キロくらい離れています。
でも、ぼくの先祖の墓がこういう状態であることも含めて、ぼくの運命であり宿命であるというふうにも考えられますから、
占いもあれです(笑)

ただ、ぼくの先祖の墓を管理していてくれていた叔父さんも叔母さんも亡くなりましたから、
今後は墓が雑草生え放題に荒れてしまうのは目に見えています。
父親は耄碌してきてますし、兄弟たちはそういうことに興味を持つタチではありません。
できるだけ帰ろうかなとは思っています。

それから、ちゃんと見てなかったのですが、魂→心→体みたいなことも言ってました。
エネルギーの流れというか、要するに、魂で思ったことが心に浮かび、心に浮かんだことが体(3次元)に
具現するというような話だったかと思います。

これはその通りだと思います。
ぼくみたいに心にろくでもないことばかり浮かぶのは、魂がよっぽど(略)

ということで、明日は台風後の滝に打たれてきます。