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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その216 『横浜中華街と横浜公園散策』 その3

2017年10月01日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
『善隣門』から中華街大通りにはいるとすぐ左手に『萬珍樓本店』があります。



萬珍樓の発展は横浜中華街と共にあります。
徳川幕府が横浜を開港後、明治維新による文明開化を機に発展してきた中華街です。
清国領事館が開設され、三国志演義で有名な関羽様をまつった関帝廟も明治6年に建立されました。
明治27年以降、中国の国父「孫中山」は度々この中華街を訪れ華僑のための学校を創立しました。
萬珍樓の看板が掲げられたのもちょうどこの頃です。



『萬珍樓本店』のロビーとフロアに、2台の古いピアノがあります。
大切に保管・展示され、1-2カ月に1度行われる演奏会には多くのファンが集まります。
このピアノは、『周ピアノ』といい、かつて中華街で作られていたピアノです。
横浜開港して間もない頃に中国人の貿易商である周さんがピアノの輸入・製造・販売をしていたそうです。
周ピアノは、明治、大正、昭和という激動の中華街を物語るひとつの象徴として、この街で大切に語り継がれています。



途中でお菓子名”フカヒレマン!”がお迎えです。
フカヒレ激安です! しかし、この顔安すぎて困っているようにも見えます。



中華街大通りの真ん中にある蘇州寒山寺をモチーフにした外観の『一楽』です。
創業昭和2年の中華街屈指の老舗で、昔ながらの味を守りつつ「カジュアルに美味しく楽しく」をモットーに広東料理と四川料理を中心に四季の食材を中国各地の調理技法でお届けいたします。



比較的新しいお店、『桂宮』です。
広東伝統・創作料理の店で、映画のセットのような独特な店内と、ラー油と唐辛子の攻撃的な辛さのタンタン麺があります。



明治の創業以来、古き良き時代の中華街の伝統をかたくなに守り続ける『同發本館』です。
広東料理のお店で秘伝の焼き物・麺飯類が有名です。



中華街はもとより、日本に現存する最古の中国料理店、『聘珍樓』です。
50人を越える厨師たちが腕をふるう本格料理店です
この日は定休日のようでした。



創業した1884(明治17)年から現在まで、屋号も変わることなく大通りに面する現在の敷地で営業を続けている。
しかも同店は中華街だけでなく、日本に現存する最古の中国料理店です。
『極上フカヒレの姿煮込み』は有名ですが、お値段も、ネット情報ですと、極上フカヒレの姿煮込み(大250g ¥25,100-)とあります、お値段も別格のようです。



創業1955年の上海料理のお店、『状元樓』です。
1920年代上海のフランス租界にあった邸宅をモチーフにした異国情緒に溢れたレストランです。
カニ、フカヒレ、アワビなどの食材の風味を生かしたあっさりした味付けと、こくのある煮込み料理が特長です。
1920年代の「老上海」をイメージした、異国情緒あふれる優雅な雰囲気の店内です。



続く..........................................................。