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古い曲が気になる

ノヴェンバー・ステップス

2013-11-02 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

  11月。November、ノヴェンバーといえば、武満徹の『ノヴェンバー・ステップス』だろうか。琵琶と尺八とオーケストラの曲だ。日本の伝統音楽とヨーロッパの伝統音楽との融合、1967年、このレコードを最初に聴いたときは、衝撃だった。尺八が、めちゃくちゃにカッコいいのだ。現代音楽の、最高傑作のひとつだろう、と、わたしは思う。

  この時わたしは、まだレコード屋ではなく、大学生だった。

      武満徹作曲 ノヴェンバー・ステップス http://www.youtube.com/watch?v=9CeDYLRK0ik

武満徹 : ノヴェンバー・ステップス

  わたしが最初に聴いたのは、このフィリップス盤ではなく、RCAレコードのトロント交響楽団の演奏だった。琵琶は、鶴田錦史。尺八が横山勝也だった。指揮は小澤征爾。