忙しいとあせりながらも 年が明けてから去年より予定していた観劇二つこなした。
この二つが両方当たりであった。
まず 宝塚
雪組公演
ミュージカル Shall we ダンス? / ショー Congratulations 宝塚!!
一番好きな男役の壮様の居る雪である。壮様の端正さもさることながら、この役柄の生真面目なところがはまって良い味を出していたと思う。
またこの所の脚本と演出にガックリさせられていた作品がいくつもあったが、こちらは楽しかった。原作と場所(NY?設定)が違うだけでほとんど筋は忠実になぞってあったので、面白いのは当然だけど、宝塚的おおげさすぎるだろの違和感もない安心感。これなら初宝塚観劇の友達とも安心して観られると思った。
そして今まで知らなかったオトコ役の夢乃聖夏さん 映画では竹中直人が演じているコミカルな役だったがこれがホントに面白かったのである。脚が極端に長くてダンスも上手そうな人だけど、三の線に徹している演技。この方が出てくると客席のテンションが上がっていた。
そしてショーでは二の線で華麗なダンス。この人は注目だわ。遠くはない未来にトップになるんじゃないだろうか? 男役二番手(今回は娘役の主役)の人より色んな意味でずっと目を引いていた。
あと美涼亜希さんの歌とダンスの安定感。彼女が歌うと空気が変わる。大御所感すらあってそれがほんの少し昭和のしっぽを感じる。それはそれで舞台に重みを添えていいと思うが、夢乃さんともう一人の冴えないサラリーマンを演じた鳳翔さんの二人は完全に現代っ子で日本人の進化系みたいでスタイルからして未来っぽいのですね。
雪組、これから楽しみである。
そして脚本演出家は割に若い女性みたいである。小池さん以外の大御所の演出、某女性の二代目演出にこのところガックリだったので今後期待してしまう。オリジナルも書ける人なんだろうか? これからこの人は注目しようっと。
久々に宝塚がおもしろかったのでついいらないことも書いてしまった。
そして浅草歌舞伎 これも毎年恒例である。
いつもお天気に恵まれてまず女子チームは浅草寺でお参り。
新しくなった提灯だけど
下の部分がこんな風に彫刻されているのは知らなかった。
午前中から人でいっぱいの仲見世を通り 舞台友N 建築士Nちゃん Mちゃんとお線香の炊き台前でおちあってお参りをすませる。
途中行列が出来始めたメンチカツ屋さんの前で Mちゃんが「ここおいしいんだよ」と言うので家族のお土産分を買い込み
「これ匂うよね~ コインロッカー入れようか」と言いながら公会堂へ
持ち帰りは珍しく揚げたてのを紙に包んでそのまま食べる人が大半。それが一番おいしいのであろう。
ウチでオーブントースターで温めたのも案外いけたけど。
今年の演目は
第1部
お年玉〈年始ご挨拶〉この日は愛之助さんだった
源平布引滝
一、義賢最期(よしかたさいご)
木曽先生義賢 片岡 愛之助
九郎助娘小万 中村 壱太郎
待宵姫 中村 梅 丸
百姓九郎助 嵐 橘三郎
葵御前 上村 吉 弥
下部折平実は多田蔵人 中村 亀 鶴
二、上州土産百両首(じょうしゅうみやげひゃくりょうくび)
正太郎 市川 猿之助
牙次郎 坂東 巳之助
勘次女房おせき 上村 吉 弥
宇兵衛娘おそで 中村 梅 丸
亭主宇兵衛 市川 寿 猿
みぐるみ三次 中村 亀 鶴
金的の与一 市川 男女蔵
隼の勘次 市川 門之助
義賢最期の演目では半沢直樹でブレイクしたラブリン。この義賢役もすごく乗ってるのがわかった。
最後の立ち回りでのふすま倒しだの仏倒しだのの大技。ふすま三枚をコの地の開いてる所を下にして組み立ててですね その上に乗って見栄を切ってそのまま横に雪崩おちるわけだ。あっぶない~と手に汗にぎる。
次の上州~は世話物 O.ヘンリーの10年後という小説が原作なんだそうだ(読んだことはなかった)
幼馴染の二人が10年後必ず再会しようと約束して別れ、兄貴分は腕を生かして料理人になって成功してそこの店のお嬢さんと婚約 しかし昔のスリ仲間にゆすられてそいつを殺してしまうが 約束のために危険を顧みずに江戸に向かう。一方 ドジで半人前の弟分は岡っ引きの手下になっていて 懸賞金をかけられた罪人を自分がとらえて 再会する予定の兄貴に自分の成長を見せたいと思う。しかしその罪人は約束していた兄貴分だったという切ない話。
猿之助が上手だこと。
愛之助さんもそうだけど、若い役者さんの今波に乗ってますよ感をひしひし感じる舞台。新歌舞伎座の完成以来、たくさんの名優さんたちの不幸があって 今も病気で休演している方たちもいて、この世代の人たちに期待と重圧がかかっているんだろうけど、それに負けないエネルギッシュな舞台だった。ホントにがんばって~!と応援したい。
今回の歌舞伎鑑賞もかな~り満足して終わり 今年は宝塚に続いて舞台鑑賞運がよさそうな予感。
そしてこの日はこの後に 元シティーボーイズの団塊の時代のジジグループとの恒例(高齢w)新年会会場の蕎麦屋に向かう。
蕎麦屋といっても窓から見えるのは都心のあの通り オサレである。
食器や料理もオサレであった。
女子チームは今回この三人(両Nと局)
今回加わったのは左のプロ写真家 ちっとは若そうと思ったら私たちより5歳も下だった 失礼
蕎麦というより色々おつまみ系がおいしかったがやっぱり〆は蕎麦にする(まずまずのお味)
最後に舞台友Nとプロデューサーの団塊オジ どっちもただならぬオシャレだけど 国籍、年齢、職業不詳で怪しげであった。
かなり盛り上がったがさくっと九時ごろおひらき ジジと一緒だと無理がなくていいっちゃいいものであった。次のビアホールまで死なないようにお互いに注意しあってそれぞれ別れた。
この二つが両方当たりであった。
まず 宝塚
雪組公演
ミュージカル Shall we ダンス? / ショー Congratulations 宝塚!!
一番好きな男役の壮様の居る雪である。壮様の端正さもさることながら、この役柄の生真面目なところがはまって良い味を出していたと思う。
またこの所の脚本と演出にガックリさせられていた作品がいくつもあったが、こちらは楽しかった。原作と場所(NY?設定)が違うだけでほとんど筋は忠実になぞってあったので、面白いのは当然だけど、宝塚的おおげさすぎるだろの違和感もない安心感。これなら初宝塚観劇の友達とも安心して観られると思った。
そして今まで知らなかったオトコ役の夢乃聖夏さん 映画では竹中直人が演じているコミカルな役だったがこれがホントに面白かったのである。脚が極端に長くてダンスも上手そうな人だけど、三の線に徹している演技。この方が出てくると客席のテンションが上がっていた。
そしてショーでは二の線で華麗なダンス。この人は注目だわ。遠くはない未来にトップになるんじゃないだろうか? 男役二番手(今回は娘役の主役)の人より色んな意味でずっと目を引いていた。
あと美涼亜希さんの歌とダンスの安定感。彼女が歌うと空気が変わる。大御所感すらあってそれがほんの少し昭和のしっぽを感じる。それはそれで舞台に重みを添えていいと思うが、夢乃さんともう一人の冴えないサラリーマンを演じた鳳翔さんの二人は完全に現代っ子で日本人の進化系みたいでスタイルからして未来っぽいのですね。
雪組、これから楽しみである。
そして脚本演出家は割に若い女性みたいである。小池さん以外の大御所の演出、某女性の二代目演出にこのところガックリだったので今後期待してしまう。オリジナルも書ける人なんだろうか? これからこの人は注目しようっと。
久々に宝塚がおもしろかったのでついいらないことも書いてしまった。
そして浅草歌舞伎 これも毎年恒例である。
いつもお天気に恵まれてまず女子チームは浅草寺でお参り。
新しくなった提灯だけど
下の部分がこんな風に彫刻されているのは知らなかった。
午前中から人でいっぱいの仲見世を通り 舞台友N 建築士Nちゃん Mちゃんとお線香の炊き台前でおちあってお参りをすませる。
途中行列が出来始めたメンチカツ屋さんの前で Mちゃんが「ここおいしいんだよ」と言うので家族のお土産分を買い込み
「これ匂うよね~ コインロッカー入れようか」と言いながら公会堂へ
持ち帰りは珍しく揚げたてのを紙に包んでそのまま食べる人が大半。それが一番おいしいのであろう。
ウチでオーブントースターで温めたのも案外いけたけど。
今年の演目は
第1部
お年玉〈年始ご挨拶〉この日は愛之助さんだった
源平布引滝
一、義賢最期(よしかたさいご)
木曽先生義賢 片岡 愛之助
九郎助娘小万 中村 壱太郎
待宵姫 中村 梅 丸
百姓九郎助 嵐 橘三郎
葵御前 上村 吉 弥
下部折平実は多田蔵人 中村 亀 鶴
二、上州土産百両首(じょうしゅうみやげひゃくりょうくび)
正太郎 市川 猿之助
牙次郎 坂東 巳之助
勘次女房おせき 上村 吉 弥
宇兵衛娘おそで 中村 梅 丸
亭主宇兵衛 市川 寿 猿
みぐるみ三次 中村 亀 鶴
金的の与一 市川 男女蔵
隼の勘次 市川 門之助
義賢最期の演目では半沢直樹でブレイクしたラブリン。この義賢役もすごく乗ってるのがわかった。
最後の立ち回りでのふすま倒しだの仏倒しだのの大技。ふすま三枚をコの地の開いてる所を下にして組み立ててですね その上に乗って見栄を切ってそのまま横に雪崩おちるわけだ。あっぶない~と手に汗にぎる。
次の上州~は世話物 O.ヘンリーの10年後という小説が原作なんだそうだ(読んだことはなかった)
幼馴染の二人が10年後必ず再会しようと約束して別れ、兄貴分は腕を生かして料理人になって成功してそこの店のお嬢さんと婚約 しかし昔のスリ仲間にゆすられてそいつを殺してしまうが 約束のために危険を顧みずに江戸に向かう。一方 ドジで半人前の弟分は岡っ引きの手下になっていて 懸賞金をかけられた罪人を自分がとらえて 再会する予定の兄貴に自分の成長を見せたいと思う。しかしその罪人は約束していた兄貴分だったという切ない話。
猿之助が上手だこと。
愛之助さんもそうだけど、若い役者さんの今波に乗ってますよ感をひしひし感じる舞台。新歌舞伎座の完成以来、たくさんの名優さんたちの不幸があって 今も病気で休演している方たちもいて、この世代の人たちに期待と重圧がかかっているんだろうけど、それに負けないエネルギッシュな舞台だった。ホントにがんばって~!と応援したい。
今回の歌舞伎鑑賞もかな~り満足して終わり 今年は宝塚に続いて舞台鑑賞運がよさそうな予感。
そしてこの日はこの後に 元シティーボーイズの団塊の時代のジジグループとの恒例(高齢w)新年会会場の蕎麦屋に向かう。
蕎麦屋といっても窓から見えるのは都心のあの通り オサレである。
食器や料理もオサレであった。
女子チームは今回この三人(両Nと局)
今回加わったのは左のプロ写真家 ちっとは若そうと思ったら私たちより5歳も下だった 失礼
蕎麦というより色々おつまみ系がおいしかったがやっぱり〆は蕎麦にする(まずまずのお味)
最後に舞台友Nとプロデューサーの団塊オジ どっちもただならぬオシャレだけど 国籍、年齢、職業不詳で怪しげであった。
かなり盛り上がったがさくっと九時ごろおひらき ジジと一緒だと無理がなくていいっちゃいいものであった。次のビアホールまで死なないようにお互いに注意しあってそれぞれ別れた。