一昨日午前中に無事に成田について その後ムスメの運転で無事に帰宅。
荷物の整理をしたり留守の間のフォローをしたりして旅行前と同様に忙しさが続いている。
今週末にはムスコが一時帰国する予定だし、今年はずっとこの慌ただしさが続く予感がする(まあ動けるうちは動きましょう)
パリゴージャス話も早く書こうと思いつつもその前にちょっと脱線。
ゴージャスな体験というのは実は他力本願の経験だったわけで、某パーティーに招かれたのである。その日一日は昼夜に渡って今まで足を踏み入れた事のない所に行けてありがたかったのであるが、それ以外の日は、殆どムスメと二人気楽にパリ観光をして過ごした。
ワタシは前回に行ってもう一度行きたかった所や行けなかった所、ムスメにぜひ見せたい所などピックアップして、方向感覚の良いムスメが地図を見て交通手段を決め、訪れる順番を決めるといった感じであった。
ホテルがオペラ地区で、メトロの大きな駅がすぐ近くだったので そうなると殆ど地下鉄移動が便利ということになった。
しかし、この地下鉄の件で、私たちはかなり色んな人から脅かされていたのである。
あんまり直接に脅かされたとかの話は聞かなかったが、とにかく多いのがスリの被害の話であった。
旅行会社から注意もしつこくされた。車内の混んでる所には立たない、ティーンエイジャーの女の子たちが集団でいたら、ほぼスリと思って間違いない(言い切った) リュックもショルダーも地下鉄の中では前に回して持つこと! スマホ(特にアイフォン)は盗まれやすいから注意、
使っていると横からひったくられることもある とか
また、私の知人(オルフェーブルのおっかけ)は去年の秋、一週間の滞在で二度スリにあったそうだし、ムスメの友達は黒人に財布をすられた後、目の前にその財布をひらひらされてせせら笑われたあげくに逃げられたとか・・・ こちらにコメントくださるYUMAMAさんのお嬢さんもスマホを取られてその後使われていて大損害だったとか・・・
ここまで怖い話を聞けば女二人 ビビるではないか・・・ しかしだからと言って全行程をタクシーを使うほど太っ腹じゃなく(タクシーも東京ほど使いやすくない)そう言われたら注意して臨めばいいじゃないかと思う案外チャレンジャーな母娘である。
それに乗り方も結構単純。どこまで乗っても乗り換えても同一料金。1・7ユーロ。10枚つづりのカルネってものを買うと13ユーロ。
乗る時だけ自動改札に通して降りる時にはそのままスルー(時折検札があるので降りるまで切符は持っていた方が良いそうだけど)
路線表示は最終駅だけ 殆どの路線で駅名のアナウンスはないが駅の表示はかなり大きな字で書いてある。
最初は路線図を読み取るのはめんどうかなと思ったが、パリの駅名ってフランス料理屋とかお菓子屋とかの名前として日本でもなじみのあるものが多いもんです。通りの名なんかもしかり。
少なくともソウルで地下鉄に乗った時、ハングルが全部同じに見えて降りる駅を見つけるのが大変だったのより全然わかりやすかったのである。
としても、やはり女二人、ブランドモノは持つな、なるべく質素な格好の方がいいよとのことでユニクロ90%に身を固め、取れるもんなら取ってみやがれパリのスリ野郎!とばかりに目力を極力鋭くして乗り込んだのであった。
しかし笑っちゃうのは、この地下鉄って駅に着いて完全に停車する前にドアが開くのですね。
それも結構ドア付近に人がすし詰め状態でもなんのことなく開く。当たり前の顔している人々。
日本だったら大ブーイングであろう。
それも開ける閉めるは乗客が自分でするのである。もしかして走っている状態でもドアは開くのだろうか?さすがにそれはないよねぇ?
そして今回最初に乗った地下鉄、オペラからモンマルトル方面へ行った時だった。
さっきも書いた通り、舐めんなよ、スリ野郎!の気構えの時であった。入口付近の座席が空いたので座った所 ちょうど乗り込んできた中年パリジャン。ワタシの顔を見てニッコニコする。(なんだよ、こいつ・・・)と思いつつ知らん顔していると手にしているクロッキー帳を見せてくる。そこには色々な人のデッサンが描いてあった。(こんなの見せてスルつもりじゃないだろうな)と思いながらもバッグを抱え直してチラ見すると あら上手じゃないの。
その中年オジはワタシの前に座っていたアラブ系の美女にも思いっきりニコニコしてちょっと離れた所にいたおばあさんをデッサンしはじめ、思いっきりお尻を大きくデフォルメしたものをあっと言う間に書き上げ、どうだ? とワタシに見せてきた。それがうまいしオシャレだし面白いしで またもバッグを抱え直しつつ トレビアン あんたは画家か?とテキトウな仏英混合で褒めてみた。
嬉しそうなオジ。そしてズボンのポケットをガサゴソさせて、取り出したのはガム。自分のを一つ取って残りを私にくれるという。
いいよ、いらないよ と言っても 取っとけよ(推察)と言った感じでなおもすすめてくる。
それで一つもらって口に入れるとウインクして次の駅で降りて行った。
ガムはワタシの嫌いなアニスの香りがしたが、パリだな~ と思った。
あとパリだなぁと思った所
それは音楽である。地下鉄構内に降りて行くと音楽が聞こえてくることが頻繁にあって、それは生演奏である。
この旅行で見たのでは、ギター、クラリネット、ヴァイオリン、アコーディオン 年代もさまざまな人たち。
その人たちが構内や電車の中でも演奏をしている。
それがかなりのレベル。構内では自分の演奏のCDなども傍らで売っている人もいる。
最終日にムスメとセーヌ河のクルーズをした後、ちょっと遅くなってエッフェル塔方面から乗った地下鉄。物悲しく気だるいシャンソンを演奏するアコーディオンの演奏が忘れられない。まさに おフランスだね~と感慨にふけった夜であった。
(後で調べたら、地下鉄で演奏できるのはオーディションに通った人たちだけなんだそうだ どおりで上手なはずである)
荷物の整理をしたり留守の間のフォローをしたりして旅行前と同様に忙しさが続いている。
今週末にはムスコが一時帰国する予定だし、今年はずっとこの慌ただしさが続く予感がする(まあ動けるうちは動きましょう)
パリゴージャス話も早く書こうと思いつつもその前にちょっと脱線。
ゴージャスな体験というのは実は他力本願の経験だったわけで、某パーティーに招かれたのである。その日一日は昼夜に渡って今まで足を踏み入れた事のない所に行けてありがたかったのであるが、それ以外の日は、殆どムスメと二人気楽にパリ観光をして過ごした。
ワタシは前回に行ってもう一度行きたかった所や行けなかった所、ムスメにぜひ見せたい所などピックアップして、方向感覚の良いムスメが地図を見て交通手段を決め、訪れる順番を決めるといった感じであった。
ホテルがオペラ地区で、メトロの大きな駅がすぐ近くだったので そうなると殆ど地下鉄移動が便利ということになった。
しかし、この地下鉄の件で、私たちはかなり色んな人から脅かされていたのである。
あんまり直接に脅かされたとかの話は聞かなかったが、とにかく多いのがスリの被害の話であった。
旅行会社から注意もしつこくされた。車内の混んでる所には立たない、ティーンエイジャーの女の子たちが集団でいたら、ほぼスリと思って間違いない(言い切った) リュックもショルダーも地下鉄の中では前に回して持つこと! スマホ(特にアイフォン)は盗まれやすいから注意、
使っていると横からひったくられることもある とか
また、私の知人(オルフェーブルのおっかけ)は去年の秋、一週間の滞在で二度スリにあったそうだし、ムスメの友達は黒人に財布をすられた後、目の前にその財布をひらひらされてせせら笑われたあげくに逃げられたとか・・・ こちらにコメントくださるYUMAMAさんのお嬢さんもスマホを取られてその後使われていて大損害だったとか・・・
ここまで怖い話を聞けば女二人 ビビるではないか・・・ しかしだからと言って全行程をタクシーを使うほど太っ腹じゃなく(タクシーも東京ほど使いやすくない)そう言われたら注意して臨めばいいじゃないかと思う案外チャレンジャーな母娘である。
それに乗り方も結構単純。どこまで乗っても乗り換えても同一料金。1・7ユーロ。10枚つづりのカルネってものを買うと13ユーロ。
乗る時だけ自動改札に通して降りる時にはそのままスルー(時折検札があるので降りるまで切符は持っていた方が良いそうだけど)
路線表示は最終駅だけ 殆どの路線で駅名のアナウンスはないが駅の表示はかなり大きな字で書いてある。
最初は路線図を読み取るのはめんどうかなと思ったが、パリの駅名ってフランス料理屋とかお菓子屋とかの名前として日本でもなじみのあるものが多いもんです。通りの名なんかもしかり。
少なくともソウルで地下鉄に乗った時、ハングルが全部同じに見えて降りる駅を見つけるのが大変だったのより全然わかりやすかったのである。
としても、やはり女二人、ブランドモノは持つな、なるべく質素な格好の方がいいよとのことでユニクロ90%に身を固め、取れるもんなら取ってみやがれパリのスリ野郎!とばかりに目力を極力鋭くして乗り込んだのであった。
しかし笑っちゃうのは、この地下鉄って駅に着いて完全に停車する前にドアが開くのですね。
それも結構ドア付近に人がすし詰め状態でもなんのことなく開く。当たり前の顔している人々。
日本だったら大ブーイングであろう。
それも開ける閉めるは乗客が自分でするのである。もしかして走っている状態でもドアは開くのだろうか?さすがにそれはないよねぇ?
そして今回最初に乗った地下鉄、オペラからモンマルトル方面へ行った時だった。
さっきも書いた通り、舐めんなよ、スリ野郎!の気構えの時であった。入口付近の座席が空いたので座った所 ちょうど乗り込んできた中年パリジャン。ワタシの顔を見てニッコニコする。(なんだよ、こいつ・・・)と思いつつ知らん顔していると手にしているクロッキー帳を見せてくる。そこには色々な人のデッサンが描いてあった。(こんなの見せてスルつもりじゃないだろうな)と思いながらもバッグを抱え直してチラ見すると あら上手じゃないの。
その中年オジはワタシの前に座っていたアラブ系の美女にも思いっきりニコニコしてちょっと離れた所にいたおばあさんをデッサンしはじめ、思いっきりお尻を大きくデフォルメしたものをあっと言う間に書き上げ、どうだ? とワタシに見せてきた。それがうまいしオシャレだし面白いしで またもバッグを抱え直しつつ トレビアン あんたは画家か?とテキトウな仏英混合で褒めてみた。
嬉しそうなオジ。そしてズボンのポケットをガサゴソさせて、取り出したのはガム。自分のを一つ取って残りを私にくれるという。
いいよ、いらないよ と言っても 取っとけよ(推察)と言った感じでなおもすすめてくる。
それで一つもらって口に入れるとウインクして次の駅で降りて行った。
ガムはワタシの嫌いなアニスの香りがしたが、パリだな~ と思った。
あとパリだなぁと思った所
それは音楽である。地下鉄構内に降りて行くと音楽が聞こえてくることが頻繁にあって、それは生演奏である。
この旅行で見たのでは、ギター、クラリネット、ヴァイオリン、アコーディオン 年代もさまざまな人たち。
その人たちが構内や電車の中でも演奏をしている。
それがかなりのレベル。構内では自分の演奏のCDなども傍らで売っている人もいる。
最終日にムスメとセーヌ河のクルーズをした後、ちょっと遅くなってエッフェル塔方面から乗った地下鉄。物悲しく気だるいシャンソンを演奏するアコーディオンの演奏が忘れられない。まさに おフランスだね~と感慨にふけった夜であった。
(後で調べたら、地下鉄で演奏できるのはオーディションに通った人たちだけなんだそうだ どおりで上手なはずである)