局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

オット家のルーツに触れてたまげた日

2021-07-28 14:31:12 | 家族あれこれ(犬も含めて)
さて 博多に着いた翌日はオットの従兄弟が車を出してくれてオットの父方のお墓に参る予定だった
奇しくも従兄弟のお父さんの納骨が一年前 コロナもあって不義理してしまったので



高速道で佐賀県へ







年期の入ったお墓だった オットの父は4人兄弟の末っ子で一人だけ東京の大学に進学した人
故郷への夜汽車に乗り合わせた姑に一目ぼれして東京で結婚したというファミリーヒストリーらしい
確かに姑は昔は美人でモダンガールだったからね しかし夫婦仲はあまりよろしくなく色々あってワタシも子供たちもあまり縁なきまま早世といった方


そして 噂には聞いていたが 父方先祖のお寺の後に案内されたのは



去年亡くなった従兄弟の父が建てたというお堂であった







ここはかつてお寺があったのだが大伯父だか大大伯父だかが跡取りとなったお寺は佐賀市内に その跡取りは高野山系でエライ人となり
一代限りで庵主となったオットの曾祖母がいたらしい



この方である そういえばがっちり骨太系はオット一族系
そして 従兄弟の言うには、この方はスピリチュアル系のヒーラーで 村の人たちが病気になると何かと助けたり治療したりして人望を集めていたそうな



スピ系はどうも相いれないワタクシですが そう怪しげな人じゃなかったらしく 亡くなった後は慕っていた方々から弘法大師サマの隣に銅像を建てられたんですと




その彼女を尊敬していた従兄弟の父(孫にあたる)が廃寺になったあと宮大工さんに頼んでこの小さな庵を建てたんですと

へ~~知らなかった
オットはなぜか
「やはりそういう血筋がオレにも継続されてるんだなあ 今オレがやってるのは必然って気がしてきたよ」
と 感慨深げだったが

「どうせなら教主さまになって宗教法人でも残しててくれれば良かったのにねえ ワタシ後継ぐよ 口うまいし。 税金も優遇されるだろうし いいよね~」
と 例のごとく茶化して従兄弟を苦笑させたワタシであった(すまんとね)



それにしてもこの広大な敷地 日当たりよくてちょっと放っとけば草ぼうぼうを管理して草刈りやらなにやらしているのは従兄弟

腰は低いし気は効くし太っ腹で親切だしでホントに九州男児の良い所だけ凝縮した系の男である

その後

「局さんには うちの墓参りばかりさせてつまらんかったと? 局さんの好きそうなところ案内するとね」

と 車はまた福岡へ





太宰府天満宮へ







この森をバックにした博物館の風景 いいなあって思います









九州旅行は まだ続く
コメント (2)
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