局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

たのしいかわべ

2021-06-01 22:09:55 | 日々の生活
という題名の児童文学の名作があったが、今日は我が散歩道の川辺の話

ある水源から都心を横切って海にそそぐ川。両岸が遊歩道になっていて、桜の季節は名所もあちこちにあり、その後も花が絶えずになかなか楽しめる所になっているのですが・・・

紫陽花が咲き始めた

もちろん紫陽花を初めて見た孫3 乳母車ベビーカーを近づけてみたら、小さな指先で花びらが触れるたびに声をあげて笑っていた。



花を見てこんなに喜んでくれるとはね
普通に花が咲いて居たり、蝶々が飛んでいたりするたびに 嬉しそうに声をあげたり両手をあげて追いかけたりする孫3
ムスメ曰く 「〇ちゃんがパリピになってる」

今日も紫陽花やビヨウヤナギの植え込み、住宅の庭先のゼラニウムやインパーチェンスなどを見ながらそぞろ歩いていると(自主隔離中ですがこのくらいは許されるであろう)
川の両端に人々が固まってじっと川を見つめている所にでくわした。

この季節



カルガモファミリーの子育てがあちこちに見られるのである。

今年は今のところ3組のファミリーが近隣の散歩仲間に認識されているようで、犬散歩仲間やランナーさんたちが、立ち止まってコガモの数を数えて、安心したり心配したりしている。

8匹いたのが5匹になっちゃったAチーム
8匹のBチーム
10匹のCチーム

それぞれ大中小のコガモたちを引き連れて、カルガモのお母さんはがんばっている。



去年はなぜかファミリーが1組しか認識されず、それも11匹が8匹になり5匹になり2匹になってしまい、終わりの見えないコロナ禍の始まりでまだ慣れなかった緊急事態宣言下で気の滅入る種になってしまったのである。
時折の大雨、カラスなどの襲撃、自然の脅威は多く、コガモたちはあまりにも弱い。
そんな中でも懸命に生きている彼らが孫3の幼さにも通じて、守られている彼女のように彼らも守られて成長してよねと願ってしまう。

今年はこれ以上コガモが減りませんように。

そう思いながら彼らをスマホで撮っていたら、知らないオジサンが

「あそこに翡翠もいるよ」と教えてくれた。
指さす先を見てみたら



岸の中間の土管の中に翡翠がいた。
じっとオブジェのようにしていたと思うと



急に飛び立って空中でホバリングを始めた
青い背中が夕方の斜めに差しこむ日の光に映えてキラキラ光り、目に見えないくらい高速で羽根が動き、空中でピタリと停まっている。



そして次の瞬間、鋭い角度で水に飛び込んだと思うと、口に銀色の何かをくわえて



今度は川岸に止まった。

はからずも、狩猟の瞬間が見られてしまった。
それにしても、あんなにも美しく止まっている時は可憐に見える翡翠が、狩猟の名手でりっぱな肉食系ってことがわかった。
女性でもいますね、一見可憐に見えて肉食系(笑)

教えてくれたオジサンもムスメもワタシも大興奮
翡翠を見られると、「得した!!」って気分になるのはなぜ??
釣られて孫3も興奮してわからないなりにきゃっきゃと騒いでいた。

やっぱり東京といえども砂漠の上に建設された人工の楼閣の国よりは自然が豊かってことが彼女にもわかるのかもね。
こちらにいるうちにたくさん自然を味わわせてあげたい。



コメント (4)
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