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局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

フレンチランチ

2017-12-04 01:46:20 | 食べる
先週は実家に二泊
一日目夜は記した通り酔っ払い 二日目には母の病院に付きそい、さすがに夜は静かに過ごした。

三日目

地元の女子友(小学校からの友人)三人とランチ。
前から「局をぜひ連れてってあげたいレストランがあるのよ」と、その中の一人、いつも運転手役をしてくれるYちゃんは有休までこの日に合わせて取ってくれて、家まで迎えに来てくれて連れてってくれたのである。

実家よりちょっと遠いところで同じ県でも文化の色がちょっと違うところ。



友人の車窓から見えた近くの山が紅葉で美しかった。車の中でも女四人。ず~っとしゃべりっぱなし。



着いたのはこんなに素敵なお店であった。





80歳を過ぎたシェフと70後半の男性とアラフィフくらいの女性がフロアを務める。
私たちの他には4組くらいの熟年客。



安い方のランチコースでも十分だよ。品数も多いよと言われてAコースをチョイス。



栗のスープ 一口いただいて(あ~家庭じゃ絶対出せないプロの味だなこりゃ と感動する)
シャンパングラスのはフランス産のリンゴジュース 微発泡で美味しかった。夕方運転するのでワイン自粛



紅サケのスモークとムース 米粉のクロカン 
この繊細なしつらえ



豚のリエット 
こっくりしていてジェリーと混ぜてパンに塗ったらまた美味しかったこと。これは量もたっぷりでパンが進むくん



なすとトマトのプロヴァンス風 きのこ添え
前のこっくり系と味のニュアンスが変わって これは酸味をきかせてさっぱり ナッツが効いてた




うにを添えたキャロットのピュレ
前菜の〆がこれ。ニンジンの甘さとウニの塩気がひきたてあって口どけ至福
おかわりしたかったくらい。



メインは地元産の鶏のコンフィ
表面パリッと中はジューシー ブラボーな焼き加減&塩加減



あおりんごのシャーベット



チョコのパヴェ

デザート類もさっぱりとこっくりと二種類。
食後のコーヒーもおいしくて満足
これで四人でシードルのボトルを一本飲んで3000円代
そりゃー贅沢ランチの範疇に入るけど、東京だったら倍くらいしそうな値段設定だと思う。

オンナってこういった少量で色んな種類が供され 自分ではなかなかできない手の込んだ料理 っての好きだよね。
ワタシもどうせ外食するなら 一皿でどっかんと食べなきゃならない丼ものとか麺類や、いくら高級肉でも焼肉とかすき焼きとかのシンプルな調理法のものよりこういうのがいいなあと思ってしまう。

「おいしいいいいいい!」と一品毎に感動の声をあげたワタシに連れてきてくれた友たちも喜んでくれたみたい。
「シェフももう年だからさ。あの人が現役のうちに局をぜったい連れてきたかった」と言ってくれたのも嬉しい。

小学校からの友は ピアノの先生、ビーズ作家、臨床検査技師で仕事を持ちつつ子育て介護もこなし家庭運営をしてきたしっかりした女性たち。
そうしょっちゅう連絡を取り合うわけじゃないけど、会えばたちまち小学校時代のお互いの姿がよみがえり、共通の話題やお互いの近況などで盛り上がる友たちである。
その中の一人が今年ある癌の手術をして闘病中だけど、彼女も健啖にすべてたいらげ、抗がん剤の副作用で抜けていた髪も生えてきて、ベリーショートも素敵だったのが嬉しかった。

食べ終わったら 次には「美味しいものの買い物」

ワタシはこの地方はまったく知らないので誘われるままに車であちこち連れて行かれ、すすめられるままに購入




揚げせんべいの店や



おとうふの店
この隣のケーキ店にも
やっぱりワタシの友って美味しいもん好きなんだなあと みんなで「何が美味しい」「あの店だったらこれだよ」などと熱心に話す友たちが頼もしい。
どうせなら美味しいものを求めるってのは人生の楽しみの一つだなあ。

帰ってきてオットとムスメと食べたけど すべて美味しかったのにビックリ。東京値段よりだいぶリーズナブルだったし。

過疎化が進んで ただでさえ色々言われるw我が故郷も ホントに美味しいものあるもんだなあと先日の酔っ払いの日に食べた生ハムやチーズなどの地元産のものも含めて、今回は再発見できた。
もうちょっと宣伝が上手だったらいいのになあとも思うけどね。いい素材はたくさんあるのに知らしめないのはもったいないこと。
コメント
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