局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

今年の観劇二回目は・・・?

2016-01-17 21:48:38 | 見る(映画 劇場 美術館など)


赤坂actシアター地球ゴージャス

2年ぶりの楽しみにしている観劇です。



城田優さん、大原櫻子さん、蘭寿とむさん、
この個性的な面々を


岸谷さん、寺脇さんがどう料理するのか?
ワクワク感ハンパなし!

まだ初日から間がないためお花も新鮮でロビーに香りが満ちていた。

今回もとても良い席を用意してもらった。10列目のど真ん中。





昆虫の世界、年に一度のカーニバル?のような話。
種類別の昆虫たちがそれぞれの個性を歌や躍りで競いあう、ちょっとCATSのような感じで始まる。

私達の世界のすぐ隣には、誰も知らない小さな世界が存在する。
もちろん、私達にも見えてはいるけれど、
それがこれ程までに魅力に満ちた不可思議な世界だとは誰も知らない。

ある夜。何かに引き込まれて群がる無数の影が揺らめく。
突如、大きなヘッドライトに照らされ現れしその正体は、奇想天外、奇抜な姿に彩られた凛々しき紳士淑女たち。
……そう、今夜は100年に一度…1000年に一度の特別な夜。
一族の予選を勝ち抜いた、種の誇りを背負った代表たちが集う、伝説の祭典が始まった。

誰もが憧れる孤高のスター、涙を知らぬ男殺しの美女、光り輝く気弱な少年、そして初めて大人の世界を知る唄と生きる少女。

怪しい振付師や世界を股にかけた謎の女、そして祭典の中目覚めてしまったひとつの魂まで加わって、カーニバルは大騒ぎ。

しかしその喧噪の中では、「宿命」に翻弄されるひとつの恋が密かに密かに芽生えていた…。



前回の グザリアーノ・・・ははっきり言ってあまり面白くなかった。それはまあ美女役のホニャララさんと宝塚退団組のホニャララさんがピンとこなかった(ワタシ的にですよ)歌もうまいな~ってゲストがあまりいなかったからだと思ったんですけどね。

しかし、今回は・・・ 役者がそろったって感じ。若手もベテランも歌もダンスも良かった。

特に良かったのは 城田くんと蘭とむさんのカマキリカップル。二人とも華はあるし歌はうまいし。。。
蘭とむさん。もちろん宝塚では男役の時しか知らなかったのだけど、女性としてもホントに可愛くて色っぽいのね。滑舌もいいし、ダンスも殺陣も・・・
何やらしても上手ってのはさすが入団から卒業までトップの成績を誇った人ってだけのことはあるんですね。
宝塚での男役もかっこよかったけど、この演目での蘭とむさん、以前より好きだわ。

お話は、三時間を飽きさせなくまとまってた感じ。途中反戦や反原発?とも読めるメッセージもあるんだけど、ちょっととってつけ感があったかな。
この舞台はエンタテイメントに徹してくれた方がいいのよね、ワタシ的には。
その方がカマキリカップルの愛と別れに感情移入できたかも。

と一部文句をつけましたが、ホントに楽しめました。
このシリーズの舞台って色んなところから話題の人をかき集めてくる感があるんだけど、その人たちがお互いが舞台上でどんな反応を示すかってのが思いがけない色や物質に変化する化学反応みたいでとても面白いわけですね。

あと一度くらい観に行きたいなあ。

内容には関係ないんだけど実はこの観劇時、ちょっと気になったことがあった。
ちょっとコネを使って手配していただいた席だったので、周りは多分関係者。ギョーカイ人の人たちだったのですね。
前列には よく脇役でTVドラマに出てくる(王様のレストランにも出ていた)オジサマだった。後ろからみても横顔でわかった。

そして幕開けの時、その隣に2席空席が・・・(一番いい席なのにもったいないな~)と思っていたら、ライトが落ちてさあ始まるって時に、会場スタッフの懐中電灯に先導されて入って来たのはカップルだった。
(この入り方は芸能人だろうな)と思って後方から見ると女性の方は、暗闇でも完璧な横顔とピンと張った肌の質感。すぐにわかりましたね。
ジャ○ーズ辞めた子とできちゃった婚したハーフでモデルから女優になった子。オトコの方はなんだかモジャモジャの髪が顔を隠してたので見えなかったがあの顔の小ささと二人の雰囲気からその辞めちゃったジャニーズと思われる・・・(こっちは確信ないけどね)

別にこういった観劇時に有名人、芸能人に会うのは珍しいことじゃないけど、びっくりしたのは二人のマナーであった。
ず~~っと落ち着きなく動いてる。飲食禁止なのに女の方は平気でペットボトルの何かを飲んでる。後ろの人が見にくいのに席から身を乗り出してるしそうでない時も椅子にくずれおちてるような姿勢の悪さ。
普通に座れんのか?普通に!?

そして幕間のちょっと前、ライトがつく寸前に二人でさっさと退場。二幕目もライトが落ちてからスタッフに先導されて入場。(幕間で撮った写真の空席二席のところです)

あのね、そこまで自意識過剰しなくても誰も騒がないって。
特にオトコの方はライトがつく寸前にわざわざ客席側を向いて、髪をさっとかき上げてから帽子をかぶるという自己アピール。

あんたたち 目立ちたいのか目立ちたくないのかどっちかにせいと言いたかった。ホントに身元を隠したかったらマスクとメガネでもすりゃいいのにそれはなかった。

ホントにね。ありがたいことに良い席をお世話してもらった観劇時には、今まで周りに色んな人がいらっしゃった。
宝塚トップの人たちが他の組の観劇に訪れた時なんかももちろん(彼女たちは姿勢もいいしお行儀もいいのは当然か)
あと真矢みきさんとか神田うのちゃんとか米倉さんとも遭遇したし、中井美穂さんもしょっちゅうおみかけするし、歌舞伎では竹下景子さんもすぐそばにふつ~に座ってらした。
城田くんが長い足を折り曲げて窮屈そうにエリザベートを見ていたのにも遭遇。マスクしてても濃い顔で山崎育くんもわかったなあ。高橋克典さんも奥様と一緒に観劇していたっけ。

この人たちもふつ~~に、ホントふつ~~~に他の人たちと一緒に行動してたけどね。終わった時には多少急いで立ち去ることもあるけど。

別にこの東京のど真ん中、さして芸能人も物珍しくない空間で、そこまで特別扱いされたがらなくても、言い換えればそこまで芸能人芸能人ベースで動かなくてもいいんじゃないすかね?

これまで何も意識してなかったお二人ですが、このことでかなり呆れちまった。
出演者のお友達なんでしょうけどまともに拍手もしてなかった。せっかく来てるのにねぇ。クールぶりたいお年頃?
コメント
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