局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

和の日

2016-01-13 21:47:51 | 着る
着物の会時代の友人(と言うより先輩方)が、毎年、自分のやっているさまざまな伝統芸能の発表会をなさる。

ここ8年くらいなになるだろうか?毎年お手伝いを頼まれる。

まずどうしても自分も着物を着なければならぬ。
この日の着物は姑から年末にもらったもの。
加賀友禅、金糸で刺繍もしてあり、かなり良い品と思う。
絹も厚手でどっしり重く、身幅も私には広すぎたから着付けは大変だったけど、皆にいい着物ねーと褒められたし、もらってよかったかも。



楽屋に行って他の出演者のお弁当やお茶の用意などしてから、若いスタッフの着付けをする。
人に着付けるのは久しぶりだけど



私の作品(笑) 
一応きちんと仕上げたつもり。




スタッフと打ち合わせ、持ち場の確認など



楽屋の廊下にはこんな風景も

鼓の皮を電熱器で温めているところ
日本の楽器はデリケートでメンテナンスが大変そうである。



合間を縫ってお弁当をそそくさと食べ(日本橋の老舗のお弁当、味付け濃いめだけどおいしい。いかにも江戸前。お赤飯もいいお味)



気の早い観客を誘導して並んでもらったりロッカーやトイレの案内をしたり…(なんたって観客の中心年代は前期~後期高○者)
この日はほぼ切符は完売、当日券も買う人もいるようで満席となる予想である。

お家元や、プロの人たちもゲスト出演してくれるが、この会の中心は趣味から自分達の精進のために始めた小さな会だったのに、回を重ねるごとに大きくなり、その方たちの芸も上手になっていくのが感じられる。

もう上手な素人levelを越えてます。だから、そう安くないチケット代をみなさん支払っておいでになるのであろう。



聞き応えありました。

解散は17:30

ちょうど赤坂で講演仕事があったオットが迎えに来てくれたので、隣の駅で食事することに。





駅前のこじゃれた寿司屋で、やたら焼酎の品揃えが良かったけど、お味は行きつけの西○窪の寿司屋が断然勝ち(安いのにうまいということを再認識した)
それに店の中にTVがつけてあるのが興ざめ。寿司食べながら、老人施設で93歳のオットが93歳の妻を殺したニュースなんて見たくないっての。



帰り道はもうへろへろであった。

一日中着物を着て、人に気を使いまくると疲れるものですね。
料亭や旅館の中居さんとか大変な仕事だね。
私にゃ体力的に無理だと思った。
偉そうなハゲジジイなんかに威張られたらお盆で殴りそうになる我が性格を省みたら、性格的にも無理だけどね。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする